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インフレ指数、CPI、消費者物価指数の数字マジック

角野實のファンダメンタルズのススメ
  • 2023/01/11
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インフレ指数、CPI、消費者物価指数の数字マジック おはようございます。 朝起きるのがツライ(笑)。ただ、寒いから、とみなさん誤解している人がほとんどのように思います。私から言わせると朝、布団の中で全身が筋肉痛。要は、寒いから起きるのがツライのではなく、寒いので体が36度を維持するためにフル稼働をしているから疲れている、ゆえに筋肉痛、疲れているので体が休みを欲している、ゆえに起きられない、ということだと思います。どうでもいいから、早く起きて仕事しろΣ(・ω・ノ)ノ! というのが周囲はいつも通りのこと(笑)。 ■数字のマジックには注意 インフレ指数とCRB指数 https://d3fy651gv2fhd3.cloudfront.net/charts/united-states-inflation-cpi.png?s=cpi+yoy&v=202212131344V20220312&type=column&url2=/commodity/crb CRB指数とは原料素材などで上場している商品の総合指数です。そのCRB指数とインフレ指数の歩みは一致していますよ、と以前からお話をしています。 この指数をみると、12月のCRB指数は下がっていますので、12月のインフレ指数はコンセンサスを見なくても低下することはわかっていることです。コンセンサスは6.5、そして前回は7.1です。 なんだ、物価は下がっているじゃないか、と、直感的に思うでしょうが実際のインフレインデックス(CPIインデックス)は以下の通りです。 https://d3fy651gv2fhd3.cloudfront.net/charts/united-states-consumer-price-index-cpi.png?s=unitedstaconpriindcp&v=202212131335V20220312&d1=20180111&type=column つまり前年比で7%上昇が6%になっても、物価の上昇なんて止まっていない、ということがわかります。 金融関係者や市場関係者がいうインフレの打ち止めというのは、結局、上昇率が低下、という問題であり、物価の絶対値(インデックス)は上昇しているということをきちんと理解しておかなければいけません。

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