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2023年の世界経済の行方/財政膨張から破綻しそうな日本経済

花輪陽子のシンガポール富裕層の教え 海外投資&起業実践編
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 花輪陽子のシンガポール富裕層が教えるお金持ちになる方法 /第85号/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ■2023年の世界経済の行方/財政膨張から破綻しそうな日本経済 シンガポール在住、ファイナンシャル・プランナーの花輪陽子です。あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 ジム・ロジャーズ著『捨てられる日本 (SB新書)』が2月7日に発売になります。 https://www.amazon.co.jp/%E6%8D%A8%E3%81%A6%E3%82%89%E3%82%8C%E3%82%8B%E6%97%A5%E6%9C%AC-%E3%82%B8%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%BA/dp/4815615101 この本では長期的な日本円の為替レートの行方や日本経済の見通しを多く取材しました。年末年始で一時的に円高になっているものの、円安はまだまだ余談を許さない状況です。 また、年末にNHKがロジャーズ氏に取材をし、放送された内容が記事になりました。ロジャーズ氏以外の海外識者の意見も参考になります。 「2023経済は?どうなる?ことしの経済 世界からの警鐘」 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230105/k10013941691000.html ロジャーズ氏によると、米国の度重なる利上げでもインフレを抑えるには十分ではなく、インフレは継続するだろうということです。 ■他の先進国のように財政引き締めができない日本 シンガポールではコロナの支出をバランスさせるために消費税に当たるGTSが2023年から1%引き上げられ、その他にも増税が議論されています。 対する日本では蛇口を締める政策が取られているようには見受けられません。防衛費の他にも年明け早々に大きな予算を使った政策が議論されています。 岸田総理が「異次元の少子化対策」を打ち出すと発言し、小池知事が18歳までの子供に月5000円を支給すると発言をしました。 都の統計によると、昨年1月時点の0-18歳の都内人口は約200万人で、月5000円を給付する場合、年間約1200億円の予算が必要となります。 千代田区では既に同じような政策が取られています。また、港区では子育て世帯に臨時に子ども一人当たり5万円の「電子スマイル商品券」を配付するといいます。

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