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公認心理師永藤かおるの「勇気の処方箋」
―それってアドラー的にどうなのよ―
Vol.039/第39号
:: 目次 ::
1.それってアドラー的にどうなのよ「沢木耕太郎と、自由と」
2.ちょっと御相談がありまして 「軽率な自分」
3.勇気とかライフスタイルとか ―アドラー心理学のお言葉たち―
「(相互信頼とは)何度裏切られても、なお信頼し続けること」
4.ナガトウカオルの出張ごはん 長崎市「康楽(かんろ)」
5.こんなことやってます 出演情報・著書のお知らせ
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1.それってアドラー的にどうなのよ「沢木耕太郎と、自由と」
先日、テレビをつけていたら偶然沢木耕太郎さんのロングインタビューを放送していまして。
沢木耕太郎さん、ご存じでしょうか?
日本を代表する、ノンフィクション作家であり、ルポライターであり、エッセイストであり、そして1997年以来、一年にたった一度、12月24日の深夜に3時間だけ、FMラジオに出演される方です。
映像のメディアに出てくることは本当に稀な沢木さんが、25年かけて完成させて出版した新著『天路の旅人』について、そして自分自身について、とても真摯に、時にユーモアを交えながら語っていたのでした。
沢木さんは私のことは全く知らないけれど(当たり前だ)、私は彼の本によって人生そのものが変わった人間で。
人生の中でたった数人の、「私という人間の根幹を揺さぶった人」の一人。
同じように沢木さんに多大なる影響を受けた人物として、元プロボクサーのカシアス内藤さん(新田次郎賞を取った沢木さんのノンフィクション『一瞬の夏』の主人公)、そして俳優の大沢たかおさんと斎藤工さんがコメントしていました。
(沢木耕太郎とアルフレッド・アドラーの共通点とは? 続きは本文で!)
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