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モリの新しい社会をデザインする ニュースレター(有料版)2023年1月14日(土)号

ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- はじめに ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------  さて今年2023年はどのような年になるだろうか。残念ながら、「何も変わらない」年になりそうだ。  政治面においては、岸田首相のG7サミット後の”勇退”話がささやかれているが、個人的には岸田首相は結構ああ見えて腹が据わっている。というよりも”鈍感”。  ウクライナ紛争も、今年も”ダラダラ”なんら変化もなく続きそう。新型コロナウイルスも、同様。  結果、我々は何ら”進化”せず。平凡な一年となりそうだ。 -------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 米国下院議長 投票15回目でようやく決まる マッカーシー議員とは? 下院議長とは? 「フリーダム・コーカス(自由議連)」が造反  --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- アメリカの連邦議会の下院は7日未明、下院で多数派を占める野党共和党のトップであるマッカーシー院内総務(57)を議長に選出した。通算15回目の投票でようやく決着。  下院議長選の選出がこれほどもめたのは、奴隷制をめぐり米国内が激しく対立していた1859年以来のこと。当時は、議長を選出するのに投票を44回重ねた(1)。  昨年11月の中間選挙で共和党は下院多数党になったものの、民主党との議席差は10議席にとどまる。  しかしながら、今回の議長選をめぐっては、強硬派の一部が、マッカーシー氏が昨年の中間選挙で自分たちと対立する穏健派の支援に政治資金を投じたことなどに強く反発。  別の候補に投票し、議長就任に必要な過半数の獲得を阻止してきた(2)。  アメリカには日本のような党議拘束がなく、造反議員には粘り強く交渉を続けなければならない。  結果、米国メディアは、 「史上最も弱い下院議長の誕生」(3) と報道した。 目次 ・下院議長とは 米国ナンバー2  ・マッカーシー議員とは 「ハウス・オブ・カード 野望の階段」ケヴィン・スペイシーが役作りの参考に ・「フリーダム・コーカス(自由議連)」が造反 米国メディア「マッカーシー氏の降伏によって下院は無政府状態に」 ・下院議長とは 米国ナンバー2   米国下院議長は、下院の議事進行を統括し、議題や議論の規則、どの法案を採決にかけるかなどを決める(4)。大統領権限の承継順位は副大統領につぎ、2番目。 米国憲法修正第25条1項では、大統領の地位の承継について、大統領が免職されるか、死亡、または辞任した場合、副大統領が大統領になると定めている(5)。  さらに米国憲法と1947年大統領承継法によれば、以下の順位で承継される(6)。  長官の順位は、一部の例外を除き、省の設立順に沿う。 ・副大統領 ・下院議長 ・上院議長代行 ・国務長官

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  • 日々流れるニュースを、様々な視点から分かりやすく解説するニュースサイト「ジャーナリスト 伊東 森の新しい社会をデザインする The Middle News Journal」のニュースレター有料版です。 いまだ私たちに伝えられてこないマスコミの情報は、残念ながら存在します。 「そもそも?」「Why?」を大事に、マスコミの情報を再編集し、様々な視点や確度から執筆していきます。 その「水先案内人」として、私の仕事が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
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