メールマガジン・まぐまぐ155号 ~知っておくべき犬知識・ダイジェスト2弾~
明けましておめでとうございます。
早い物で、1月も半ば。今月も犬を飼っている皆さんが知っておくべきことをまとめて見ました。
先月のアカデミーでもご紹介した動画(一部)もご紹介します。
皆さんご存じだと思いますが、私は「カウンセリング」を含め、「メールセッション」を長年行っております。
そして、YOUTUBEやHPに掲載されているように、ある程度の実績をあげているのは、皆さん不思議に思われるでしょう。
なぜ私が飼い主さんの犬を触らずに、遠隔でメールのやり取りで犬の問題を改善したり(そのように見える)できるのか、
言わずもがなですが、メール・マガジンのように、その飼い主さんに必要だと思われる知識を身に着けてもらっているからです。
毎月書いているメール・マガジン、毎月行っているアカデミーは、読者さん、受講者さんが複数でありますから、
一般的に知っておいてもらいたいことを選んで動画を使ったりしております。
ただ、オンライン・メールセッションの場合は、飼い主さんと私、そして飼い主さんの犬が相手ですから、
もっと細かく説明できる動画、私の犬とのやり取りなどを中心に動画で「犬」を説明しております。
私が現場にいないということが、実は利点なんです。
犬は「状況」を把握します。習い事とわかれば、もちろんその場での態度が違ったりもします。
先生がいる場所では、子供だって大抵いい子ですからね。
そして、自分のテリトリーではない場所、アウエイなところでは問題が出ないのです。
クライアントさんの話に、こういうことがありました。
散歩での興奮が酷い犬を飼っていた方が、「行動学」の専門家に相談に行ったそうです。
そこで「まずは、家の周りではない場所で散歩をするように」と言われたそうです。
その方は、車で30分の公園に犬を連れて行き、散歩を試みたそうですがそこでは全く問題が出なかったと。
はっきり言いますが、「行動学」をご存じの方であれば、こういうアドバイスは致しません。
犬の行動は、テリトリーによって違うんです。
先にも言いましたが、「テリトリーではない場所」では、他犬に対する威嚇や警戒は出にくいものなんです。
それらが守るべき場所ではないからです。
こういう「自分の匂いが付いていない場所」では、自分の匂いを付けること、マーキングですよね。
これらに勤しむものです。
周りにいる犬などを気にするより、自分の匂いをつけること、
そしてどういう犬たちの場所なのか?を知ることへの欲求の方が高くなるわけです。
このように「犬の生態」を知らなければ、当然「犬の行動」が読めないはず。
行動学を専門にしている方が、「犬」という動物の「何」を知っていて、どうやって学んだのか?
経験値が低く、机上でのお勉強で学んだ方の分析に、どういう根拠があるのかを説明できない人が多すぎます。
犬の専門家はたくさんいらっしゃいますが、どれくらい経験があるのか?
どのような状況で犬を学んだ方なのか?ここをまず尋ねてみることをお勧めします。
そして私の願いですが、飼い主さん自身が「わが犬(我が子)」の専門家になってください。
トレーナーになるべきなのです。
自分の犬のことは、自分が一番詳しい!と胸を張れる状態になってください。
だから、私はそれを目指して、極力「犬を触らない人」に徹しておるのです。
そもそも犬のトレーナーさんは、犬をハンドルできる人たちです。(中にはできない人もいますが)
わが犬をハンドルできる人間は、飼い主であるべきなんです。当たり前のことです。
長年も言ってますが、私は「飼い主」を「ハンドルできる人」にするために、
メルマガを書いて、アカデミーを開催して、メール・セッションを行っております。
今年もこのスタンスで続けていきますので宜しくお願いします。
さて、早速、学んで頂きましょう。
↓の動画をご覧ください。
突然噛んでくる犬の動画です。
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