「体と心のセックス・ライフ」Section-940『ナナとトオルのラブホ（４）』

　オレは、ナナのフェラに陶酔する。 　酒はほとんど飲まないオレだが、ほろ酔い気分がどんなだかはわかる。とい うか、少量の酒でも酔いが回ってしまうので、酒好きよりも敏感だと思う。 　癒しフェラの心地よさは、ほろ酔い気分に近いんだ。 ♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 　　　　　　　　　　★　体と心のセックス・ライフ　★　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　≪　Section　９４０　≫ 　　　　　　　　　　『ナナとトオルのラブホ（４）』 　　　　　　　　　　　 ……　2023/1/14号　…… ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂ 　長時間セックスのあとは、ペニスを休ませたくなるが、勃起はさせておきた い。ペニスが萎んでしまうと、寂しく感じるんだ。 　勃起が収束してしまうのは、性的な興奮である緊張感が途切れてしまうから だ。いわゆる「賢者の時間」とは、性的な欲求が薄れてしまった状態。勃起が できないわけではないんだ。 　その性的欲求を喚起してくれるのが、フェラなんだ。彼女がペニスを食べて くれることで、ペニスが刺激を受けると、オレの意思とは関係なく勃起するの で自律的反応だ。その勃起が、性的欲求の気分を呼び覚ます。 　男ならわかると思うが、ペニスが勃起していると気分が高揚し、股間に確か な存在としてペニスを感じられるので、とても安心感があるんだ。それが男と しての自信にもなる。 　この状態は、できるだけ長く維持したい。 　逆に、ペニスが萎んでいるときは、少し不安で落ち着かなくなる。男として のよりどころが感じられなくて、頼りなくなってしまう。男にとって、ペニス は心身の中心なんだ。 　だから、勃起していると安心するし、落ち着く。フェラで勃起を維持させて くれる彼女たちには感謝だ。彼女たちのお陰で、オレは男でいられる。 　彼女自身もフェラを楽しんでいるから、互いにとってフェラは気持ちいいも のなんだ。 　うちの彼女たちにとって、ペニスは愛玩するものであり、愛撫の対象であり、 口にすることで悦びを感じるものであり、愛する男の大事な部分だ。 　そして、射精すれば精液を飲める。精液は、彼女たちには精力剤であり、ア ンチエイジングであり、愛する男のエキスを食べることでもある。 　ある意味、男よりも女の方が得るものが多いともいえる。 　余談だが、魚の白子は精巣だし、ウニのオレンジ色の食べる身は、生殖巣 （卵巣または精巣）である。沖縄では、ヤギの睾丸を食べたりするという。ま た、オーストラリアでは、牛や馬の精液を飲みものとして提供する店があるら しい。 　彼女たちがオレの精液を飲むのは、白子やウニを食べるのと大差ないことな んだ。精液にはスペルミジンなどの有益な成分が含まれているので、体にいい ものでもある。 　栄養成分として摂るには、定期的かつ、ある程度の量が必要なので、飲む頻