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『 田中優の未来レポート 』
第275号/2023.1.15
http://www.mag2.com/m/0001363131.html
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西暦2023年初頭の謝罪
「二酸化炭素による地球温暖化」説は間違っていると思うに至りました。これまでの主張を撤回し謝罪します。
この暮れから新年にかけて、ぼく的にはだいぶ長い間何も書いていなかった。その理由はとても大きな方針変更というか、これまで述べてきたことが間違っていたと気付いたからだ。なんと言って謝ればいいのかわからなかった。そもそも謝って済む話でもないのだが。
もともとそんなに優秀なつもりもないし、「完全無欠」とは程遠い。しかし本まで書いていたことが間違っていたのだ。このとんでもない間違いを謝罪したい。
その間違いだが「二酸化炭素の排出による地球温暖化」は起こっていないのが正しく、その気候変動は宇宙からの宇宙線のせいだった。
定性的には二酸化炭素の排出による大気温の変化はあるかもしれないが、定量的には地球全体を温暖化させるほどの大きな効果はない。
地球温暖化問題のスペシャリストで友人でもある江守征多さんの記事から紹介すると、
『「(金星がそうであるように)「CO2が増えると温暖化する」ことの根拠ははっきりしています。
ただし、以上の説明は、CO2以外の要因が温暖化を、少なくとも部分的に、打ち消す可能性を否定するものではありません。
たとえば火山ガスから生成するエアロゾル(大気中の微粒子)が日射を反射するため温暖化は一時的に抑制されますが、火山の噴火は予測不可能です。また、温暖化にともない雲が変化するなどの「フィードバック」が、現在の科学ではまだ完全には理解されていません。
したがって、何らかのフィードバックにより温暖化が小さめにおさえられる可能性は否定できません。
これらの要因があるため、「実際にどれだけ温暖化するか」の予測には不確かさがあることに注意しておきましょう』
としている。
しかしそんなレベルでの変更ではなく、まさにぼくにとっては「天動説」から「地動説」へと変更することに匹敵するほどの大きな事態だった。
それは温暖化問題が地球圏内の大気の問題から、宇宙論に関わる全体像の変更だったからだ。
地球史の中だけ見ても、全球凍結というようなスノーボールアースが起きていたり、地球が暑さに覆われて酸素濃度が異常に高まったりしている。それら全体を説明できる事実に出会って、今まで考えていた「地球温暖化」の話を信じることは、架空の「おとぎ話」を信じるのに近いものだと思うようになってしまったのだ。
地球の大気の状態のせいで温暖化したり寒冷化したりすることもあるだろうし、その可能性を否定しないし、現実に地球の大気が今の状態に維持されている一部分は温室効果のせいもあるだろう。しかしこの地球があるのは広大な宇宙の片隅でのことなのだ。宇宙全体で見たら地球はその片隅にあるに過ぎない。そしてその地球の温度は絶対零度、マイナス273度の中なのだ。その中で地球が摂氏15度の温度を維持しているのはなぜなのか。
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