『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」1月16日号
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『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」2023年1月16日号
●赤羽雄二の視点:自分の意見を持ち、発言することで対応力がつく●今週の相談
・社長がろくに仕事をしていないのに、がみがみ言い続け、皆やる気を失っています。どう考えてもおかしいのですが、どうしたらいいでしょうか。
・上場後、人の話を全く聞かず、事業がおかしくなってしまいました。人もどんどん辞めていますが、全く反省しません。何か打つ手がありますでしょうか。
・苦労して採用しても数ヶ月でどんどん辞めてしまいます。採用チームにいるのですが、皆疲弊しています。どこから手をつけたらいいのでしょうか。
毎週月曜日発行
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【はじめに】
本メルマガでは、皆さんからの仕事やプライベート上の多くの悩み・質問にていねいにお答えします。メルマガを購読している方なら、どなたでも質問&相談が可能です。(ご質問: akaba@b-t-partners.com )
【『ゼロ秒思考』とは】
『ゼロ秒思考』は、マッキンゼーで14年間、その後も多くの企業、個人を支援してきた私が生み出した独自のアプローチです。
「メモ書き」によって思考と感情の「言語化」に慣れ、強化することで、どんな人でも確実に頭がよくなり、心が強くます。くよくよしなくなります。何をすべきかがわかるので、行動も早くなります。
20数年にわたって改良し、内外で実践していただいた結果、10万人以上の方に効果を実感していただいています。
誰でも、どこでもできて、お金もほとんどかからないシンプルな方法ながら、効果は絶大です。実践された方々からのコメントの一部を紹介します。
「明らかに日々の思考量や行動量が増えた」
「打てば響くような会話ができるようになった」
「オリジナルな企画書をすぐに書けるようになった」
「自分に自信がついた」
「気持ちを素直に伝えらえるようになった」
本メルマガは、この『ゼロ秒思考』をベースに、皆さんの悩みに答えていきたいと思います。
赤羽雄二の視点:自分の意見を持ち、発言することで対応力がつく
ポイント7 すべてに関して自分の意見を持つ
これまでより一歩踏み込んで考えてみる
普段から考える癖をつけておくだけではなく、もう一歩踏み込んで、すべてに関して自分の意見を持つようにすることが大切です。
すべてに関してというのは、自分は文系だから理系のことはわからないとか、政治や経済のことはむずかしそう、面倒くさそうとか言わずに、一度は何でも自分で考えてみるということです。
新聞を読むということにしても何も考えずにただ眺めるのではなく、今世の中で何が起きているのか、それが自分にどういう関係があるのかをこれまでより、一歩踏み込んで考えてみるようにするということです。
例えば、「高齢化社会がいよいよ近づく」というニュースに対して、「以前から言われていたし、皆、歳をとっていくのだし、しょうがないよな」ではなく、次のように考えてみましょう。
・高齢化社会になると、若い人がどれくらいいなくなってしまうのか?
・年金制度が破綻しているというけれど、それはどういう意味なのか?
・周りの友達も結婚していない人が結構多いし、少子化は確かに進みそうだ
・そうなると、高齢の人の割合がどうしても増えてしまう
・これは自分にとって20年後、40年後どういう影響があるのか?
今までは、ニュースを見ても何も考えずに終わりにしていたり、家族とテレビを一緒に見ていても、「大変そうだね」と一言話すだけだったかも知れません。
もうちょっと自分で調べ、これがどういうことなのかを考えて、家族や友達、同僚と意見を言い合うというようなことがとても大切です。
こういう会話を繰り返していると少しずつ引き出しが増え、頭が活性化し、自分の知らないことでも考える力がつきます。積み重ねていくことで、上司などから想定外の方向から突っ込まれても、それなりに対処する応用力がついていきます。
踏み込んで考える例をもう一つ挙げておきましょう。「人工知能の時代が来て多くの仕事がなくなる」というニュースに対して、「ふ〜ん、人工知能か」で終わりにしてはもったいないのです。
・どういう仕事がなくなるのか?
・どうしてなくなるのか?
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