「紙と人だけじゃない、ホリエモンの検疫体制批判」
ホリエモンこと、堀江貴文氏が海外出張の帰りに、日本に入国して検疫を受
けた際に、ものすごい大勢の職員が「お願いだから黄色い紙を受け取るよう
に」しつこく要求したので腹が立ったという動画を上げていました。
帰国したら空港での対応がひどすぎて腹立ってます
https://www.youtube.com/watch?v=EasWHzowREg
この動画では「どうしてあんなに人がいるのか」という点と、「どうしてア
プリで運用しているのに紙を押し付けるのか」という点についての批判がされ
ていました。
この動画を受けて河野太郎デジタル大臣は「早速善処する」と述べており、
そのスピード感が賞賛されているようです。まあ、良いんですが、仮に河野大
臣が、要員を削減して紙を廃止する「だけ」の改善をしても、ほとんど意味は
ないように思います。というのは、問題はそれだけではないからです。
空港検疫には、現時点では恐らく次のような問題があります。
1)デジタル庁が主導して、検疫と、入国管理と、税関審査の3点セットが、
一つのアプリ(VJWというやつ)に統合されたのはいいが、検疫は厚労省、
入管は法務省、税関は財務省というお役所仕事が並列されているために、アプ
リ内部が3分割されている。そのために、個人情報の「横流し」が禁じられて
いるらしく、3つのうち、1つの機能から別の機能に移動するために、いちい
ちオンラインで政府のサーバにアクセスする仕様に。そのため、オフラインで
は使えない。
2)一方で、空港のゲートエリアでは、無料WIFIの電波が弱いか、アクセ
ス殺到すると極端に遅くなるようで、到着後に「QRコード見せて下さい」と
担当者が来ても、スクリーン出せない人が続出。(続く)
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