第118号「散らかり過ぎている部屋をなんとかしたい」

久米信行(裏)ゼミ「大人の学び道楽」 授業や講演では話せないこと。連載やSNSでは書けないこと 毎月第1-4 火曜日発行 vol.118　2023/01/17発行 *========*========*=======*=======* ５.大人の放課後相談室 Ｑ　散らかり過ぎている我が家をキレイに保ちたい 妻が部屋の掃除をしなくなりました。以前は、きっちり掃除をしていた妻ですが、3人の子どもたちが日々散らかし、妻も週4でパートに出るようになってからは、部屋がひどいことになっています。 それなら私が頑張ればいいかといえば、仕事が忙しく家には寝に帰るだけの平日と、子どもの習い事のコーチボランティアで土日がふさがりがちのため、それもままなりません。 妻曰く「一度きれいにし続けることを諦めてから、まるでやる気が起きない」とのこと。 散らかった家は、子どもの教育にもよくないと思うので、何とか片付いた家を復活させたいのですが、いい方法はないでしょうか？ 埼玉県／43歳／男性 Ａ　大切な親戚や友人をお招きする機会を作る。誰もがきれいにしなくてはいけない状況を家族で作って協力し合う。 これは耳の痛い話です。私も片付けるのが苦手だからです。以前は会社のデスク回りがひどいことになっていましたし、今は小さなホームオフィスがカオスとなっております。 そして、わが家全体を見ても、息子二人ということもあり、片付けや掃除に協力的でないので、いつも雑然としておりました。 しかし、昨年秋に、ちょっとした変化が起こり、いつもより我が家がきれいに片付きました。 なぜかというと、海外在住の妻の叔母さんが来日し、我が家に数日泊まることになったからです。 当然、妻も必死に片づけましたし、私も右にならえ。実は、英国に10日ほど行っていたため、大学の授業の準備はもちろん、メルマガやコラムの執筆で死ぬほど忙しかったのですが、寝る間を惜しんで片付けました。 やればできるものですね。