米国政治機能不全のリスク
世界をリードする米国で気になる動きが続いています。13日にワシントンで日米首脳会談を行いましたが、会談後の共同記者会見は行われませんでした。機密文書の持ち出しを指摘されたバイデン大統領がその点を突かれるのを嫌い、記者会見を回避したと見られます。
また下院を支配した共和党が、下院議長の選出に難航、妥協の末15回目の投票でようやくマッカーシー議長選出にこぎつけました。米国政治の機能不全は、日本などの同盟国に大きな負担となりかねないだけに、これを看過することはできません。
「米国分断の広がり」
米国の分断は今に始まったことではありませんが、このところ一段と分断が目立つようになりました。このためバイデン大統領はキング牧師生誕の日に当たる15日、同牧師にゆかりのあるジョージア州アトランタの教会で演説し、社会の分断や過激主義、不正義の解消に向かうべきと訴えました。
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