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セクシー心理学GOLD 2022-01-18
第712曲
無敵の時間の作り方
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こんにちは。ゆうきゆうです。
今日も元気でお過ごしでしょうか?
今夜はこんな話をお届けします。
◆ 無敵になれる方法。
さてみなさんは、気持ちが落ち込んでしまうことはありますでしょうか?
または何かをしたくても、なかなか前向きになれないことはありますか?
もし思い当たることがあれば、今回のテクニックをぜひ試してみていただけれ
ばと思います。
◆ 時間を測るアプリ。
まず「Focus To-Do」というアプリについて話をします。
一言で言うと、「自分のやるべき仕事(To-do)」に集中するためのアプリで
す。
無料で使えます。
有料版もあり、少しだけ機能がアップするのですが、無料で問題ありません。
アプリの機能はとてもシンプルです。
たとえば何か、今日やるべきことを登録します。同時に、それにどれだけ時間
をかけるかも決めます。
そしてボタンを押すと、タイマーが動きます。
そこで決まった時間になると、アラームが鳴って、その時間を教えてくれます。
それだけです。
その結果「この仕事に15分間集中したい」とか「この業務に30分間打ち込みた
い」などということが可能です。
さらにこのアプリ、作業中に、ちょっとした音を流すことができます。(ホワ
イトノイズ、と呼ばれます)
この音は、たとえばチクタク音であったり、波の音や焚き火の音など、いろい
ろな種類から選べます。自分自身は、よく波の音を使います。
人間、完全に無音ですと、かえって気持ちがそれてしまうことがあります。
ここでホワイトノイズを流すことで、他のことに意識をそれにくくさせる、と
いう効果があるわけです。
また「ポモドーロ・テクニック」というものがあります。
これは「25分間仕事をして、5分間休憩する」というサイクルを繰り返すテク
ニック。
ポモドーロとは、イタリア語でトマトという意味。
このテクニックの考案者が、トマト型のタイマーを使ってそのサイクルで仕事
をしたところ効率が良かったことから、その名前がつきました。
このポモドーロ・テクニックとしても使いやすいアプリとなります。
さてこのアプリですが、自分自身はよく、気持ちを高めるためにも使っていま
す。
◆ 5分間の無敵。
まずこのアプリの作業時間を「5分間」に設定します。
そして
「今から気分をあげたい!」とか
「お、ちょっと今、気分が落ち込んでいたな」とか
「あ、なんかネガティブになりそう」
みたいに思ったときに、このアプリをスタートします。
スマホやApple Watchに登録しておけば、いつでもすぐにボタンを押せます。
すると五分間にわたってタイマーが起動し、五分のカウントダウンをはじめて
くれます。また同時に、波の音などのホワイトノイズが流れます。
これを自分自身の「無敵の時間」にするのです。
具体的に、この時間は「笑顔」で「背筋を伸ばす時間」と決めておきます。
そして文字通り、できるかぎり、笑顔になり、同時に背筋を伸ばしてください。
これはもう強制です。
ある意味、自分がロボットやアンドロイドになった気持ちになって、そういう
命令に従っていると思ってください。
ただ五分間は、笑顔で背筋を伸ばす。
そのイメージです。
◆ なぜ笑顔で背筋を伸ばすか?
ここで「なぜ笑顔で背筋を伸ばすの?」という疑問が湧くかもしれません。
答えは「そうすると気持ちが前を向くから」です。
実際に人間の心理は、表情や体の動きに大きく引きずられます。
笑顔になりながら泣くのは困難ですし、笑いながら怒ることも難しいはずです。
笑顔になるだけで、気持ちもかなりポジティブになってくるのです。
また同じく、背筋を伸ばしたまま、後ろ向きな思考をするのも難しいもの。
背筋さえ伸ばしてしまえば、気持ちも発想も、それに引きずられて前向きになっ
ていきます。
よって顔では笑顔、体では背筋を伸ばす、ということを実行してもらうだけで
も、思考が前向きに変化していくのです。
このように行動を変化させることは「前向きになろうとする」とか「悩みをな
くそうとする」など「意識する」よりもよっぽど重要かつ効果的です。
思考は行動以上にあいまいなので、どんなに意識しても、瞬時に戻ってしまい
ます。
しかし笑顔や背筋なら、そこまで一瞬では変わりません。
また気持ちにたいして、何より強く、即効性の効果があります。
くわえて五分間のホワイトノイズに意味があります。
ホワイトノイズが流れているあいだは、もしも笑顔や背筋がゆるんでしまうこ
とがあっても、音に気づくことで
「あ、そうだ、またやらないと」
と思って、行動を戻しやすくなるはずです。
さらに「五分間」というところもポイント。
さすがに10分も20分もやれ、と言われたら、面倒くさくなって実行しづらくなっ
てしまうかもしれません。
しかしたった五分間であれば「それくらいなら…」と思って、やれるのではな
いでしょうか。
とはいえ、それでも、ホワイトノイズの存在すらも忘れて、本当に一瞬で終わっ
てしまったとしても構いません。
それであっても、何もしないよりは、ずっとマシ。
気持ちが少しの時間でも前を向くことで、そのあとも気楽に過ごせるかもしれ
ません。
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