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捜査資料〈統一協会重点対象一覧表〉を読む(3)有田芳生の「酔醒漫録」第5号

有田芳生の「酔醒漫録」
▼ 第5号 2023/1/20 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 有田芳生の「酔醒漫録」 *毎週金曜日発行* ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆目次 1・「評言独語」─捜査資料〈統一協会重点対象一覧表〉を読む(3) 2・「酔醒漫録」─1月13日〜1月19日 3・「読書」ー生島ヒロシ・石原結實『70代現役!「食べ方」に秘密あり』(青春出版社) ★発売中の有田芳生著書★ ・『改訂新版 統一教会とは何か』(大月書店 2022/9/21発売) http://www.otsukishoten.co.jp/book/b610995.html ・『北朝鮮 拉致問題 極秘文書から見える真実』(集英社 2022/6/17発売) https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-721217-4 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1・「評言独語」──捜査資料〈統一協会重点対象一覧表〉を読む (3) ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼2022年7月8日に安倍晋三元総理が奈良市の近鉄大和西大寺駅前で凶弾に倒れてから半年以上が過ぎた。現行犯逮捕された山上徹也は、5か月半の鑑定留置を終えて、23年1月13日に殺人などの容疑で起訴されたが、犯行当日からいままで供述に揺れはない。家庭を崩壊させた統一教会への恨みが動機だったことは、いずれはじまる裁判で明らかになる。おびただしい報道が続いてきた。教団の政治家との関係、霊 感商法、信者の献金による家庭破壊、「祝福二世」(たとえば小川さゆりさんたち)「信仰二世」(たとえば山上徹也被告)の苦しみなどなどだ。それぞれが重要な問題だ。しかし統一教会は、そのレヴェルにとどまらない次元の組織であることが、まったくといってテレビでも新聞でも報じられていない。なぜ捜査当局は〈統一協会重点対象一覧表〉を作成したのか。

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  • 有田芳生の「酔醒漫録」
  • 2000年からブログに日記を書いてきました。思いは「私家版現代史の記録」です。「日記は書いておかないと不安なんだよ。忘れてしまうと消えてしまうから、自分が生きていて、あのころはどうだったというのを忘れるのが不安なんだよ」(渡辺京二『幻のえにし』)。同感です。私が綴るのは、メディアを中心に仕事をする一個人の眼から見た世界と日本です。「酔醒」は、酔ったり醒めたりという意味で、中国の「梁書」に記述されています。「漫録」は随筆の意味です。人生は、酒を飲まずとも「酔ったり醒めたり」の繰り返し。同時代に生きる皆さんにリアルな情報を提供、共有し、しなやかで強靭な精神をお互いに涵養していきたく思います。
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