メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

【痛くない死に方 2023年第3号】東電元幹部3人に再び無罪判決。未来のワクチン後遺症裁判を予言している?

長尾和宏の「痛くない死に方」
  • 2023/01/21
    • シェアする
2023年 第3号 【長尾和宏の「痛くない死に方」】 長尾和宏です。阪神・淡路大震災から28年が経ちました。 被災された方々が、それぞれの想いを抱えてこの日を過ごしたことでしょう。 コロナ禍でできなかった追悼イベントが、今年は各地で3年ぶりに復活して ホッとしています。 「追悼」というのは、やはり「どこ」で行うのかも、とても大切な事柄です。 追悼会場で、やっと献花できた、とそっと手を合わせる人たち。リモートではでき ない祈りの姿が、そこにありました。その場所に行かなければ、気のすまない想 いというのが人間にはある。 震災直後に生まれたカップルが結婚式を挙げたというニュースもありましたね。 隔世の感。災害を知らない世代に災害の怖さを伝えていくことも、僕らの役割。 さて、先週の日曜日は、多くの人が僕のTwitterスペースを聴いてくださった。 感謝申し上げる。 聴きそびれたという方、以下からアーカイブが聴けます。 スペースのいいところは、動画と違って、仕事をしながらラジオ感覚で聴いて 頂けるところ。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓(Twitterのアカウントがなくても聴けます) https://twitter.com/i/spaces/1DXxyvlErmeKM 第一部は、生物学者の池田清彦さんと「僕たちがワクチンを2回でやめた理由」 第二部は、児玉慎一郎先生と医療漫談!? 笑って免疫鍛錬。下ネタごめん…。 池田清彦先生とトークさせていただいたのは、コロナ前の2018年11月。 僕が、『男の孤独死』という本を出版したときに、新宿で「オスは生きている 無駄なのか?」というテーマで、熱く語り合ったのだ。 孤独死に詳しいジャーナリストの菅野久美子さんにもご参加いただいた。 あのときの結論を三行で述べるなら… *生物学的には雄は雌にかなわない。 *社会は、雌だけでも成立する。 *オスの役割は「多様性」を付加するだけ!? せつない。そういえば、もっとせつない話が、作家・橘玲さんの『女と男 なぜ わかりあえないのか』(文春新書)という本に書いてあったっけ。 人類に近い霊長類では、ゴリラが一夫多妻で雄の身体は雌よりかなり大きい。 そしてゴリラの雄は、その大きな体に比べて、ペニスと睾丸がすごく小さい。貧弱。 一方、チンパンジーやボノボはそれほど雄雌で身体の大きさに差はないものの、 雄は、人間よりもかなり大きな睾丸を持っている。 で、ゴリラ社会では一夫多妻で、チンパンジーやボノ簿は乱婚制度をとっている。 では人間は?  といえば、ゴリラよりもペニスも睾丸もずっと立派だけれども、チンパンジーや ボノボのような睾丸の持ち主はいない(西郷隆盛くらいか…)。 しかしある調査によれば、人間も昔はチンパンジー同様「乱婚制度」を採用して いたという。 旧石器時代、男と女は別の共同体で生活をしており、特別な祝祭時にのみ、男女 は乱交をして、子孫を残していった。子育ては女性の共同体で行われた。 だから男は、自分に子どもがいるのか、いたとしてもどの子が我が精子から生ま

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 長尾和宏の「痛くない死に方」
  • 本邦初!100パーセント「死」のことについて語るメルマガ。2000人以上を看取った医師であり、日本尊厳死協会副理事として、日々「死」と向き合う医師と一緒に、死に方について考えませんか? 家族の死と向き合わなければならない人、大切な人が死んで、喪失感から抜け出せない人、今、どうしようもなく「死にたい」人も……あなたのこころに届くメッセージが満載です。
  • 660円 / 月(税込)
  • 毎週 土曜日(年末年始を除く)