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モリの新しい社会をデザインする ニュースレター(有料版)2022年1月22日(日)号

ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー モリの「文章力講座」 ~6~ PREP法 その活用方法 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  文章を書くためには、ただ闇雲に思いつくままに書いてはいけない。まず必須条件として、「論理的に」書く必要がある。この論理的な文章を書くためには、「PREP法」を用いることが望ましい。PREPとは、 ・Point(結論) ・Reason(その理由) ・Example(事例=理由の裏付け)(データ) ・Point(まとめ=結論の確認)(参考事項) の頭文字をとって名付けられたもの。  文章を書く際に、なぜPREP法を用いた方が良いのだろうか。ここでは、論理的思考法となる「演繹法」「帰納法」という言葉を用いて説明する。  演繹とは、「広辞苑」によれば、 「一定の前提から論理規則に基づいて必然的に結論を導きだすこと」 という。  演繹法は、「大前提」→「小前提」→「結論」の3つのステップからなる”三段論法”と言われる場合もある。  帰納法は、演繹法についての解説の際に必ずと言ってよいほど紹介されるもの。帰納とは、広辞苑では、 「個々の具体的事実から一般的な命題ないし法則を導くこと」 とある。すなわち、帰納法とは、いくつかの事柄の因果関係から推論して結論を導く方法だ。これは演繹法と帰納法をPREP法に当てはていくと、 ・P(結論)=演繹法の結論 ・R(理由)=演繹法の小前提 ・E(裏付け)=演繹法の大前提→帰納法的アプローチ ・P(まとめ)=演繹法の大前提 となる。 目次 ・P(結論) ・R(その理由) ・E(理由の裏付け) ・P(まとめ) ・P(結論)  P(Point)は、結論を意味する。最近では、日本においてでもさまざまなシーンにおいて「結論から先に言え」と言われて久しいが、同様のことは古代からいわれていた(1)。 結論を先に提示することは、たとえばビジネスのシーンだけでなく、さまざまな場面において、重要となってくる。結論を先に指し示すことで、自身がまず何をかくべきか再確認できるメリットも。  このことができていないと、何がその文章の要点なのか、作者自身が分かっていなかったり、文章の要点を読者自身も把握することが困難となってくる。  読者が全く知らない未知の領域や、過去にその情報を提示していたけれども読者が覚えていないであろうときは、結論を提示するよりも前に、情報を揃えて共有する必要がある。  このP(Point)を自分で導きやすいフレーズとして、 「私は、~です」

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  • 日々流れるニュースを、様々な視点から分かりやすく解説するニュースサイト「ジャーナリスト 伊東 森の新しい社会をデザインする The Middle News Journal」のニュースレター有料版です。 いまだ私たちに伝えられてこないマスコミの情報は、残念ながら存在します。 「そもそも?」「Why?」を大事に、マスコミの情報を再編集し、様々な視点や確度から執筆していきます。 その「水先案内人」として、私の仕事が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
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