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渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン
第4511号 令和5年1月20日(金)発行
発行部数 11,482 部
【「伊尹の志あらば則ち可なり」】
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【「伊尹の志あらば則ち可なり」】
「伊尹の志あらば則ち可なり」
の一語は、乱臣・賊子をして骨まで寒い思いをさせるものです。
そのことは、自身をその立場において見るならば、
教えられずとも理解できるでしょう。
ですからこの語の功績は、
孔子が『春秋』を著されたことに劣るものではありません。
なおこの語の趣旨については、
万章下篇末章の
「貴戚の卿は、君に大過あれば則ち諫むるも、
これを反復して聴かれざれば、則ち(君の)位を易ふ」
の条の下に箚記しておいたので、それを見るとよいでしょう。
ということを約150年前の日本において、
政治犯として牢屋の中にありながら、
囚人と看守に対して
熱心に教えた人がいたのでした。
その政治犯は間もなく
斬首刑になってしまいます。
そして時は立ち、
その政治犯の弟子たちが、
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