『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」1月23日号
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『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」2023年1月23日号
●赤羽雄二の視点:「発言予定メモ」を書き、「予行演習」をしておく(その1)●今週の相談
・A4メモを1000ページほど書いたと思います。フォルダ分けをしていないのですが、しないとまずいでしょうか。
・職場でへらへらせず毅然とした態度を取りたいのですが、すぐ流されてしまいます。わかっていてもできません。どうしたらいいでしょうか。
・あまり知らない分野の課題を1週間でまとめるように急に指示されました。資料作成は苦手なほうなので、困っています。
毎週月曜日発行
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【はじめに】
本メルマガでは、皆さんからの仕事やプライベート上の多くの悩み・質問にていねいにお答えします。メルマガを購読している方なら、どなたでも質問&相談が可能です。(ご質問: akaba@b-t-partners.com )
【『ゼロ秒思考』とは】
『ゼロ秒思考』は、マッキンゼーで14年間、その後も多くの企業、個人を支援してきた私が生み出した独自のアプローチです。
「メモ書き」によって思考と感情の「言語化」に慣れ、強化することで、どんな人でも確実に頭がよくなり、心が強くます。くよくよしなくなります。何をすべきかがわかるので、行動も早くなります。
20数年にわたって改良し、内外で実践していただいた結果、10万人以上の方に効果を実感していただいています。
誰でも、どこでもできて、お金もほとんどかからないシンプルな方法ながら、効果は絶大です。実践された方々からのコメントの一部を紹介します。
「明らかに日々の思考量や行動量が増えた」
「打てば響くような会話ができるようになった」
「オリジナルな企画書をすぐに書けるようになった」
「自分に自信がついた」
「気持ちを素直に伝えらえるようになった」
本メルマガは、この『ゼロ秒思考』をベースに、皆さんの悩みに答えていきたいと思います。
赤羽雄二の視点:「発言予定メモ」を書き、「予行演習」をしておく(その1)
ポイント11 会議・ミーティングの前に「発言予定メモ」を書いておく
「発言予定メモ」を事前に書く
ここまで、発言する前の考え方の問題、心の持ちようについて述べてきましたが、具体的な発言を助ける有効な方法に「発言予定メモ」があります。
会議・ミーティングで効果的に発言するためには、何を言うべきか、どういうことを聞かれる可能性があって、その場合どう答えるべきか、「発言予定メモ」にさっと書きとめておくと安心できます。
その内容は、あれこれ悩まず、頭に浮かぶことをさっと書くだけで大丈夫です。たったそれだけで心の余裕ができ、頭が真っ白になることがかなり減ります。
私自身も、今でもほとんどの場合、この「発言予定メモ」を用意します。頭が真っ白になることはもうありませんが、「発言予定メモ」を書くことで、このミーティングで何を達成すべきかを明確にすることができますし、何よりも自分自身が安心できます。
台本を見ながらできることを、あえて空でやる必要はないということです。
「あ、言い忘れた!」という予防にもなります。言い忘れないようにしよう、というような余計なことに頭を使いたくない、使うべきではない、という考え方でもあります。
3点だけメモをしておく
書きとめる際には、3点程度、メモしておくと良いでしょう。
先ほどのA4メモの形式で書くと簡単ですし、まとめて整理もできます。書きとめるのに、時間は1分もかける必要はありません。
3点をメモしておく時のポイントを説明します。
まず、その会議・ミーティングで一つだけ発言するとしたら何を言うべきか、それを書きとめておきます。時間がなくてもこの点だけは伝えたい、というもっとも重要な点です。時間が許す範囲で、2番目、3番目のポイントを書きます。
次に、人に見せるものではないので、字のきれいさはどうでもいいので、スピード重視です。最後に、ここが重要なところですが、会議・ミーティングの進行に合わせて、「今言うべきこと」に書き直していくことです。
むずかしく考えず、キーワードを書きとめる
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