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『 田中優の未来レポート 』
第276号/2023.1.30
http://www.mag2.com/m/0001363131.html
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天動説から地動説へ
ぼくが「二酸化炭素による地球温暖化」説をやめた時、友人たちはとても驚いた。「二酸化炭素による地球温暖化」説によって本まで書いていたのだからそれはそうだろう。それでも自分が信じたことを偽るのは不誠実だ。いかにそれによって評価を得ていたとしても、自分を偽ることほど不誠実なことはないと思うからだ。
さてそのぼくが「二酸化炭素による地球温暖化」説をやめるに至ったのは数値が合わないからだが、それ以上に大きかったのがもっと一致するデータを見たからだ。
ぼくらが普段から感じている気候は「熱い・寒い」だが、それは何より陽が照っているか曇っているかどうかだ。さて、その雲の様子にものすごく一致するデータがある。スヴェンスマルクという人の研究データだ。それがこれだ(図1)。
図1 スヴェンスマルク
なんと雲の量は二酸化炭素ではなく、宇宙から降り注ぐ宇宙線という「放射線」の量によるのだという。
そしてこの雲の生成は、天空の空の雲の六割を占める低層雲の量と一致している(図2)。
図2 雲の発生宇宙線と
参考:宇宙線と大気との相互作用を示す概念図
http://www.st.hirosaki-u.ac.jp/~kh/works/0807/index.html
これまで二酸化炭素の量に左右されて気温が変わっていくのだと考えているのに、それよりはるか遠くの「宇宙線量」が関係していたとは、全く考えも及ばなかった。この宇宙線がどこから来るのかと言えば、宇宙から、特に「超新星爆発」の際に多くの宇宙線がばら撒かれる。その超新星爆発が起きるのは星が密集してあるところだ。
私たちが住んでいるのは「太陽系」で、それだけでも気が遠くなるほど大きいのに、その太陽系は「天の川銀河」の一部なのだ。
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