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岩上安身のIWJ特報! 第587号 エコノミスト田代秀敏氏インタビュー(その6)

岩上安身のIWJ特報!
  • 2023/01/31
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第587号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 岩上安身のIWJ特報! 急速な円安は「アベノミクス」の経済的帰結!? 日本はこれからどうなるのか? 岩上安身によるエコノミスト田代秀敏氏インタビュー (その6) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (その5)のつづき ・エコノミスト・田代秀敏氏(IWJ撮影、2022年9月26日) https://bit.ly/3XViio5  岩上安身によるエコノミスト・田代秀敏氏への、2022年9月26日の緊急インタ ビュー第2弾の続きである。  田代氏は岩上安身に対し、9月12日時点で、円相場について「典型的な売りが 売りを呼ぶ相場」だと指摘していた。「日本の財務省が何もできない」と市場に 知れ渡っているため、「円は時間が経てばさらに安くなる」ととらえられ、「円 売りドル買い」が進められているというのだ。  そこでもし金利が上がれば、日本国債は売られ始め、国債の価格は下落すると いう。「ここからが怖い」と岩上安身は注意を喚起する。実は、もうすでに日本 国債、特に10年物などは、商いが成立しない「未達」の状態がたびたび起きてい ると田代氏は指摘した。「国債という、最も信用がある金融商品が、売買が成立 しない」事態が起きているのである。  これを受けて、「国債はいくらでも増発できる」と言ってきた高橋洋一氏(※ 1)のようなMMT(現代貨幣理論)論者でさえ「財政再建」を叫び始めたという。  現在までのような、東京都心にタワーマンションが林立し続け、「完売」が続 いている状況は、住宅ローンにおいても超低金利が永続するという「思い込み」 による。  しかし、ゼロ金利やマイナス金利は、そもそも「異常事態」であり、「これが 未来永劫に続くなら、日本は資本主義をやめるということ」だと、田代氏は、経 済環境の激変に警鐘を鳴らすのである(※2)。 (記事目次) ◆為替介入した結果、日本国債の価格は下落、国債10年物は商い不成立! 日本 の財務省は実は何もできないと市場に知れ渡っている! ◆都心に林立するタワーマンションは、「超低金利状態がずっと続くはず」「住 宅ローン金利は変動しない」という思い込みの裏返し! =================================== ◆為替介入した結果、日本国債の価格は下落、国債10年物は商い不成立! 日本 の財務省は実は何もできないと市場に知れ渡っている!

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