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岩上安身のIWJ特報! 第589号 エコノミスト田代秀敏氏インタビュー(その8)

岩上安身のIWJ特報!
  • 2023/01/31
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第589号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 岩上安身のIWJ特報! 急速な円安は「アベノミクス」の経済的帰結!? 日本はこれからどうなるのか? 岩上安身によるエコノミスト田代秀敏氏インタビュー (その8) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (その7)のつづき  2022年10月10日、岩上安身が行ったエコノミストの田代秀敏氏のインタビュー 第3弾の続きである。 ・エコノミスト・田代秀敏氏(IWJ撮影、2022年10月10日) https://bit.ly/3HxGVRR  岩上の「円安が止まる可能性は?」の問いに、田代氏は、もしバイデン米大統 領が景気浮揚のために米国の金利を下げさせれば、ドル高は止まり、円安にもブ レーキがかかるとしたが、結局、パウエルFRB議長はインフレ抑止のために大幅 利上げを宣言したのだった。  続く10月10日のインタビューでは、田代氏が、「円安」日本の高級食材が中国 で日本の倍もの価格で売られる現状を指摘し、「日本からおいしいものはなくな ります」と警鐘を鳴らす。  田代氏は、日銀が円安対策として2022年9月30日に行った、過去最大規模とさ れる約3兆円の「円買い・ドル売り介入」を、「日銀は藪を突ついてしまった」 と批判した。それまでの無関心層までマーケットに参入させ、円売りを拡大した というのである。事実、介入後わずか10日間で、円は元の水準に下落してしまっ たのである。  一方、10月7日付け『共同通信』によって、中国の2022年GDPが成長目標を割り 込むことが報じられた。5.5%前後の目標が達成できないということだが、1% 台とされる日本とは、もちろんまったくレベルが異なる。中国の、日本を含む世 界経済に与える影響は大きく、中国の経済成長の鈍化は、日本経済に大きなマイ ナス要素となる。 (記事目次) ◆常に戦争に関わっている米国。インフレ抑制のためなら超高金利政策も! パ ウエルFRB議長は来年も再来年も「金利を上げる」!? ◆円安で「買い負け」する日本。大トロも日本酒もおいしいものは海外へ! 日 本円より中国の人民幣が勝つ時代に! ◆日銀の「円買いドル売り介入」で無関心層までマーケットに参入、急激に売ら れる円!「日銀は藪を突ついてしまった」 (本文) ===================================

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