そう思って調整のつもりで新たに白菜、ネギ、しいたけ、えのき、焼き豆
腐、マロニーちゃん、豚バラ肉、豚肩ロースなんかを少量買ってきて、昨日
に引き続き今日も鍋かあ、でもまあ鍋というのはいつ食べてもおいしいから
無問題、と、昨日は『A.I.』今日は『ミュンヘン』をお供に鍋をつついてハ
ーうまかった、と思ってふと見ると、皿の上にやっぱり白菜の一部、ネギの
一部、豚バラ肉の一部なんかが残っている。うまく調整したつもりなのにこ
れはどういうことだろう、なかなか人生というのは計算どおりに運ばないも
のだなあと思いつつ、そういう余った具材を冷蔵庫に入れて歯を磨いて寝ま
す。果たして翌日、今日の晩ごはんは何にしようかな〜なんて思って冷蔵庫
を開けたときに気づくわけです。またまたフェアネスと平等の原則に反する
事態が発生していると。そんな状況をそのままにしていくわけにはいきませ
んから、そこでやっぱり今日も鍋だ! まあ最近はストレートの鍋つゆもあ
るし、あごだしとか鳥だしとか色々種類もあるから端から試せてちょうどい
いや、みたいな感じでまたまた鍋料理。これが無限鍋ループの罠というやつ
で、いま現在我が家はまさに無限鍋ループバースに囚われて、毎日毎日鍋料
理をつつくしかないという状況にあります。それはそれで全然いいんです
が、このまま夏まで毎日鍋を食うわけにもいかないので、どこかで抜本的な
対策を講じる必要があるのでしょうが、それはまあいずれ考えます。
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