市場はバブルと化する可能性が高い
おはようございます
かなり若い、とおねぇーちゃんに言われて得意になっている角野。本人的にはいつまでも老け顔でどうにもならん、と思っているのですが、おねぇーちゃんが「若い」というので嬉しい。なので商談で向こうもちが本筋であるのですが、お茶をご馳走してしまうほどの気前の良さ。たかだか、800円程度の御茶代、締めて1600円也(笑)。俺らにも奢れ、とオンラインの向こう側の人たちですが、悪口ばかりを言っていて奢ってもらおうという根性が信じられないのでお預け、というと「犬じゃねぇー」とのこと(笑)。
■昨日の雇用統計について
FOMCやISMなどに関しては見込みをよく誤るのですが、この雇用統計に関してだけは読者のみなさんも、大いに参考になっていると思います。
結局、ADPとチャレンジャーのジョブカットレポートは全く参考にならない、というのが改めてわかった雇用統計でした。失業保険申請者数はかなりの信用度があるということです。
このサプライズ、私にとってはそれほどのサプライズでもないのですが、雇用がプラスということでドル高、しかも強烈な、ということになりました。問題はこの継続性ですが、これに関してはもう少し考察が必要ですのでしばらく時間をください。しかし、売りすぎだよ、ドルは、という考え方には変わりがありません。
そのほか、読者の方からご質問がありましたが、中国景気について。中国の景気に関しては私も今年も来年も強気しています。しかし、統計が良いものが出ても、株価は売られ、海運市況も低調、尖閣には不景気になるといつも中国艦船がご出動するという経験則、からみると目先は疑った方がよろしい、ということです。そもそも中国は国土が広大ですので、日本人のいる地域の情報はある程度わかるのですが、ほとんどいないような地域の実情が情報統制もあり全くわかりません。中国は、推測するほかない、と私は考えています。
ただし、統計が良くても、株価が売られるのは、従前まで統計が悪くても株価が買われているのですからある意味、必然なのかもしれません。しかし、本当に中国が良いのであれば、統計が良くても、従前まで買われていても、買われるというのがセオリーであり、期待したほどでもない、ということから、売られているとも推測できます。
また中国株の特徴というのは、寄り付きに大量の注文執行によって大きく買われたり、売られたりするのが常です。これを私は内地の中国人がやっていると考えていましたが、おそらくこの寄り付きの大量発注というのは、欧米系統なのであろう、と思います。誰も中国の株式にいつ注文を入れていいのかなどわかりません。それに中国共産党の金持ちが合わせている(買い注文であれば、それに合わせて売るという意)という状況なのかな、と思います。何が言いたいか、といえば、中国のことなど誰にもわからない、ということです。
そして、中国の成長はゼロコロナ政策、を不本意な撤廃によってこれから、という考えは変わりませんが、目先は注意する兆候がいっぱい出ているよ、ということです。リーマン明けに回復軌道になっても、上海ショックによって水を差した経験があることをお忘れなく、という意味です。当時のような株式の売り禁止や人民元売りに課税というような、常識では考えられない政策はもう取らないと考えるべきですが、何をしでかすかわからないのが中国だと思います。
■FRBの政策
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