第170回 銀河鉄道999(スリーナイン) (1977年~)(ネタバレがあります。)
自宅の大きな書棚を教室に移し、ついでに本とCDも全部移しました。
いつ、なぜ買ったのかわからない漫画がたくさんあります。
ムック本「総集編 伊藤理佐」(河出書房新社)を読んでいると「大友克洋」の名前が出てきたので、
久しぶりに「AKIRA」を読み返すとめちゃくちゃ面白くて驚きました。
絵もストーリーもぶっ飛んでいます!
漫画の面白さに目覚め、次から次へと読みまくりました。
谷口ジロー、たなか亜希夫、東本昌平、松森正、池上遼一、諸星大二郎、星野之宣、由起賢二、
つげ義春、手塚治虫、桑田次郎、中村真理子、山岸涼子、萩尾望都、竹宮恵子、大島弓子…
どの漫画も今回が一番面白く感じました。
そして、最後に読んだのが松本零士の「銀河鉄道999」
この本を初めて読んだときは17歳無職、大学受験に向かって自宅学習をしていました。
「鉄郎いいなあ。誰か、ここじゃないどこかにぼくを連れて行って!」
と強く願いました。
冒険ドラマとして読んでいたのでしょうね。
だから、終わり方に納得がいかず、記憶に残らなかったのでしょう。
学習に飽きないようにいろいろと生活の工夫はしましたが、大きな変化のない単調な毎日。
現役で東大に受かるわけがないので、そんな生活があと2年続く。
(二十歳までに家から出ることは決めていました。)
今回読み返してみて
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