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気象予報士 荒木真理子の
『風の声を聴く』
◇ ──────────────────────────── 2023.2.5号◇
「春は名のみの 風の寒さや 谷のうぐいす…」が浮かんできます。
『早春賦』のとおり、立春が過ぎたといえど、寒さは続くものです。
この冬の1月末からの寒さは、特段、厳しいものとなりました。
今年はどうやら気温の変動が大きいことが特徴のよう。
暖気に覆われたかと思ったら、非常に強い寒気が南下、
また日差しが暖かくなったかと思えば、一気に冷気が押し寄せる…
偏西風の蛇行が大きい年の特徴の1つでしょう。
今回は、上空5500m付近に非常に強い寒気が流れ込んだ時の太平洋側の事例を見ていきます。
==== 目次 ~2023.2.5~ =================================
◆できごと【1月22日(日)~2月4日(土)】
◆解析のポイント『不意打ちの都心の降雪』
◆旬のキーワード『気候変動と極端な現象』
◆今後の見通し・編集後記
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