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辺 真一メールマガジン
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2023.02.05 Vol.323
[毎月5,15,25日発行+号外あり]
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北朝鮮は朝鮮人民軍健軍75周年を迎える2月8日に大規模の閲兵式(軍事パレード)を行うことが確実視されている。
金正恩(キム・ジョンウン)政権(2012年~)になって閲兵式は2012年4月15日(金日成主席生誕100周年)、2013年7月27日(朝鮮戦争休戦6
0周年)、2013年9月9日(建国65周年)、2015年10月10日(労働党創建70周年)、2017年4月15日(金主席生誕105周年)、2018年2月8日(人民軍健軍70周年)、2018年9月9日(建国70周年)、2020年10月10日(労働党創建75周年)、2021年1月14日(労働党第8回大会)、2021年9月9日(建国73周年)、2022年4月25日(人民革命軍創建90周年)と計11回行われている。
金正恩総書記はこのうち、金主席生誕100周年、労働党創建70周年、人民軍健軍70周年、労働党創建75周年、人民革命軍創建90周年で自ら演説を行っているが、残りの6回は党・軍幹部らが代読している。
また、閲兵式は2017年4月15日の金主席生誕105周年まではすべて生中継されていたが、2018年からは編集され、午後もしくは翌日に録画放送されるようになった。ここでは直近の4回の閲兵式をチェックしてみることにする。
▲2020年10月10日 労働党創建75周年の閲兵式
午前0時きっかり始まり、午前2時まで行われた。深夜に行われたのは極めて異例であった。ちなみに党創建70周年の閲兵式は午後3時にスタートしていた。また、国歌演奏も吹奏ではなく、歌手による独奏で行われた。
閲兵式が真夜中に行われたことでカラフルなLEDで粉飾された飛行戦隊から発射された光線と火花らしきもので描かれた労働党のマークが鮮やかだった。飛行戦隊が「75」の数字を作るなど演出は実に凝っていた。「コロナ」を封じ込めていることを誇示するかのように金日成広場に集った兵士、群衆は誰ひとりマスクを着用していなかった。
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