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230206 ビジネス知識源プレミアム:月曜増刊・改行版:FRBの0.25%利上げの、経済理論的な意味

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■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□□■□■   <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(水曜刊:660円/月:税込):Vol.1307 <Vol.1307号:月曜増刊:       FRBの0.25%利上げの、経済理論的な意味>       2023年2月6日:物価と金利の理論をめぐって ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 論考/業務の案内     http://www.cool-knowledge.com/ 有料版の登録/解除  https://mypage.mag2.com/Welcome.do 購読方法や届かないことについての問い合わせ(メール)                →Reader_yuryo@mag2.com            著者:システムズリサーチ:吉田繁治  *スマホ用の改行なしと、PC用の改行ありを送っています。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 2月1日のFOMC(連邦公開委員会)で、利上げ幅は0.25%でした(短期 金利のFF金利は4.25%~4.5%:日本はまだ0%~0.1%)。 (注)増刊号は、有料版・無料版に共通とします。有料版の正刊は、 水曜日に送っています。 ■(1)若干ややこしい、FRBの金融理論(物価と金利)を解説します 米国の消費者物価上昇率には、2種があります。 1)一つは、全品目の総合(23年1月:6.5%)、 2)二つ目は、FRBが利上げのとき参照する、季節変動が大きなエネル ギーと食品を除く、コアPCEです(22年12月:4.4%)。 米国のコアPCEは、22年9月の5.2%から、現在4.4%に下がっています。 このため、米国の物価上昇率はピークアウトしたとされているのです。 https://fx.minkabu.jp/indicators/US-PCE (注)日本では逆に、生鮮を除くコア物価が4.3%に上がっています (23年1月東京都区部)。日本の物価は、米国とは、約6か月から8か 月の遅延ラグがあります。賃金の上昇が、春闘(3月)まで遅れてい るからです。 ◎FRBは、コアPCE4.4%参照し、短期金利(FF金利)4.25%~4.50% と決めました。「実質金利=短期金利4.5%―コアPCE4.25%=プラ ス」としました。インフレを生む、実質金利のマイナスから、0%~ 0.25%のプラスに転じたのです。実質金利のプラスは、経済を不況化 させるデッドクロスとも言います。 (注)日本の実質金利は、マイナスが大きく3.7%です。 [短期金利と、長期金利のイールドカーブは長期金利が低い逆イール ドになっている] 株価や金価格に関係が深い「10年債の長期金利」は長期国債の売買で 決まります。現在、4.5%の短期金利より3.4%の長期金利が低い「逆

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