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2023年2月10日号(Vol.249)-Participative Leadership (3)& ウクライナ戦争と世界の分断

最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』
第249号(2023年2月10日号) 『最後の調停官 島田久仁彦の無敵の交渉・コミュニケーション術』 はじめに: いつもメルマガをお読みいただきありがとうございます。 さて、今週号の内容ですが、まず【1】の 『無敵の交渉・コミュニケーション術』のコーナーでは、 今週も【参加型のコミュニケーション・リーダーシップ】についてお話しします。 先週号ではParticipative Leadershipに関わる3つの原則についてお話いたしました。 このシリーズ最終回となる今週号では 【Participative Leadershipがスタッフや組織全体にどのような影響を与えるか?】 についてお話いたします。 その注目の内容は、本編をお楽しみに♪ 次に国際情勢ですが、今週もいろいろありました。 まずは私も馴染みの深いトルコ南部およびシリアで大規模な地震が発生し、 このメルマガを書いている時点で少なくとも12000人の方がお亡くなりになり、多数の行方不明者とけが人が出ている模様です。 命を取り留めても一年で最も寒くなるこの時期にこのような大災害に見舞われ、 非常に厳しい状況下で不安な日々を過ごさなくてはならない人たちもとても多くいます。 日本、米国、中国、欧州各国もいち早く災害支援の専門家を派遣していますが、戦争を行っているロシア、 そして自国の存亡をかけて戦うウクライナもトルコとシリアに支援の手を差し伸べています。 世界に生まれた分断は不可逆的なように思われますが、 今回、各国が立場に関係なく支援に乗り出した姿には少し希望が見えるように感じます。 ただシリアの置かれている状況は大変厳しく、内戦後の厳しい制裁が支援を阻んでいるという事実もあり、 国際政治が人命救助を阻むという悲しい一面も見えています。 一刻も早くトルコ・シリアの復興が進むように祈ると同時に、お亡くなりになった方々に心よりご冥福をお祈りいたします。 2つ目は、各国のニュースも騒がせた中国の気球が米国領空内を飛行していたという事例です。 中国政府は「民間の気象観測装置が偏西風に乗り、制御不能になった」との主張を繰り返していますが、 米国などは「飛行経路などをみると、偵察気球と言わざるを得ない」として領海に出たところで撃墜しました。 今後、“事実”が明らかになるのだと思いますが、最近緊張緩和を進めようとしていた米中間が再度緊張し、 さらなる混乱を国際情勢に与えないことを切に祈ります。 そして今週もウクライナ情勢から目が離せません。 ゼレンスキー大統領の欧州訪問というサプライズや、 ロシアが2月にも大規模攻撃を仕掛けるのではないかとの情報など、 盛りだくさんです。 【2.国際情勢の裏側】のコーナーでは、 【長期化するウクライナ戦争が国際情勢に作り出す大きな歪み】と題して様々なアングルからお話いたします。 そして3のコーナーでは、米国の領空を飛行した中国の気球についてのお話を少し行います。 今回のメルマガも長くなりましたが、どうぞ最後までお付き合いくださいね。 それでは今週号、スタートします★

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  • 最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』
  • 世界各地の紛争地で調停官として数々の紛争を収め、いつしか「最後の調停官」と呼ばれるようになった島田久仁彦が、相手の心をつかみ、納得へと導く交渉・コミュニケーション術を伝授。今日からすぐに使える技の解説をはじめ、現在起こっている国際情勢・時事問題の”本当の話”(裏側)についても、ぎりぎりのところまで語ります。もちろん、読者の方々が抱くコミュニケーション上の悩みや問題などについてのご質問にもお答えします。
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