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奇跡のみつお物語その41

「琉球スピリット」~みつおの世界~
【真夜中の出会い】 「いらっしゃいませー」 店に入ると、複数人のホステスが同時に声を上げた。 「お一人様でしたら、カウンターへどうぞ」 言われなくてもカウンターに座るつもりだった。 みつおは自分の店とは異世界のスナックだと思って感心していた。 みつおの店とは違い、ここは若いホステスが沢山いたのである。 しかも、どこかのクラブかと思うくらい、美人揃いだった。 「みっちゃん、いらっしゃい」 さとしがみつおに気がついて声を掛けてくれた。 「何にする?」 「ビールで」 「はいよっ」 ボーイ姿のさとしはけっこう様になっていた。 「忙しそうだな、こんな時間でもいっぱいなんだ」 みつおの店は2時閉店である。 いつもは居残りの客がいるので、遅くなることが多かったが、その日は暇で早めに閉めたのだった。 さとしから店の名刺をもらっていたので、電話をして尋ねてきたのだった。 もちろん飲み屋なので、お客様としてである。 その店は4時まで空いているとのことだった。 「今日はどうだった?」 「今日は超ヒマだったよ、だから早く終わったんだけど、ここは忙しいんだな」 「だっからよ、いつも忙しくて大変だわけよ」

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  • 「弥勒の世界で生きませんか?」 叶えたいと思っている人は、叶わないと思っています。 叶うと思っている人は、叶えたいとは思いません。 なぜなら、叶えたいと思わなくても叶うからです。 これが、喜びの波動と共振共鳴する出来事が勝手に押し寄せてくる「押し寄せの法則」に基づいた「叶う世界」です。 そして、更にその延長線に弥勒の世界への扉が開かれます。 本メルマガでは、聖なる巡礼を終えた金城光夫が、弥勒の世界への道案内として自分の経験したことをシェアしていきます。 また、皆さんとの気軽な交流を行うためのライブや秘密の掲示板もご用意しています。 ※2021年11月より全面リニューアル
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