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山崎和邦の投機の流儀vol.558

山崎和邦 週報『投機の流儀』
▼558号 ---------- 2023/02/12 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 山崎和邦の投機の流儀 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 【 今週号の目次 】 ■ 第1部;当面の市況 (1)膠着状態のまま、1週間を終えた。 (2)週末引け後に日銀次期総裁の件 (3)4月からの日銀新体制―政府は雨宮氏に総裁就任を打診したが、辞退された。 (4)植田新日銀総裁就任にあたって (5)次期日銀総裁は日銀出身者ならば円高、財務省出身者ならば円安と踏んでいたが、いずれでもない学者出身の植田氏で、日銀にも財務省にもいた人である。 (6)日本株市場に大きな影響を与える海外勢の動き (7)「東証株価指数TOPIXコア30」は、先週前半で10ヶ月ぶりの高値を付けた。 (8)日経平均は4日続伸したが、国内外の経済の行く末には暗雲が晴れたわけではなく、上値は重く「様子見」に入ったか? (9)コロナ制限が緩和されて消費回復が期待、日本のインバウンド需要も回復加速 (10)当面、為替は静かだろうが、円安傾向は伏在している。 (11)2月は3月期末を控え、需給が悪化する恐れ (12)銀行、9年ぶりの高水準で、貸し出し先の倒産増加へ備え (13)グローバル企業が業績を下方修正 (14)電力大手9社が最終赤字 ■ 第2部;中長期の見方 (1)米中対立の端緒は具体的に始まった。 (2)世界で最も危険に晒されている国=日本、5年間で1.5倍の大軍拡 (3)日本の実質ゼロ金利時代はいよいよ終わりを迎えることと経済成長を高める必要性 (4)武者リサーチ314号(2月6日)より (5)今年の世界経済は、やや軟着陸できる可能性 (6)「ディスインフレ(筆者註:インフレの伸び率が鈍化すること)のプロセスが始まった」 (7)「FRBのハト派転向、市場は楽観」(FRBは楽観を戒め) (8)次は東電の番か? (9)難しい財政規律―GDPを増やすことだ。 (10)燃料価格アップに拠るインフレ以外は「良いインフレ」だ。 (11)今年は「守りの年」か?好機を逃すなかれ (12)この30年間の日本衰退の諸現象 (13)経済成長は悪いことか?無思慮も思慮の一つである。 【 来週号に回すもの 】 〇「失われた30年」の根底にあるもの 〇自民党改憲案の問題点(自民党は1955年結党以来「改憲」を党是としてきたから、いつかは出る問題だ。避けて通れない)

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  • 山崎和邦 週報『投機の流儀』
  • 大学教授(国際金融論、日本経済特殊講義)かつ投資歴61年の現役投資家。前半は野村證券で投資家の資金運用(セルサイドの立場)。後半は自己資金で金融資産を構築(バイサイドの立場)。現在は現役投資家、かつ「研究者」として大学で講義(研究者の立場)。メルマガはこの三つの立場から相場の深層を述べるという趣旨です。メルマガ内で2018年秋以降「アベノミクス相場の大天井圏内にある」と指摘し、現金保有高を高めるように警告。2020年3月15日号で「百年、兵を養うはこの一日に用いんがため」と断言し、その4日後、3月19日に日経平均は1万6500円の大底をつけ、11ヶ月後には3万700円と1.8倍になった。
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