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未だに「過去を引きずる」韓国、外交・内政で障害になる「左派の限界」

勝又壽良の経済時評
  • 2023/02/13
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強力な日米一体化の意味 日本貢献を認めない左派 政治対立で空転する国会 過激労組に穏健派が登場 韓国は、独立して77年が経った。この間、続いていることは日本による植民地統治への非難である。反日運動の原点だ。韓国は善、日本が悪という図式で捉えているのが、進歩派を自称する左派である。「進歩」の持つ本来の意味は「未来志向」の筈だが、韓国進歩派は、「過去志向」である。決して未来に向かわず、過去をほじくり出しては、日本へ謝罪と賠償を求めることの繰返しである。 世界情勢は、こうした韓国の「コップの中の嵐」を許しておくほど悠長ではなくなった。米中対立が、新たな時点を迎えているからだ。ロシアによるウクライナ侵攻は、中国の台湾侵攻を現実問題として浮上させてきたのである。 強力な日米一体化の意味 米国の戦略国際問題研究所(CSIS)が最近発表した、中国の台湾侵攻シミュレーションによれば、最終的に米軍は中国海軍を全滅させて勝利を収めるという結果になった。この米軍勝利のシミュレーションにおいって、決定的な役割を果たすのが、米軍在日基地の存在である。つまり、台湾侵攻を巡る米中激突では、日本が米軍の在日基地利用を許すかどうかが帰趨を決めるのである。

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  • 勝又壽良の経済時評
  • 経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。
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