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「世界経済・市場花だより」第607号 米国株はやや気迷いも日本株は強含み、為替は円安/底固めの地合いか

馬渕治好の週刊「世界経済・市場花だより」
******************************* 馬渕治好の週刊「世界経済・市場花だより」  ******************************* 第607号(2023/2/12) 楽観的な市場に浴びせられた冷水/引き続き神経質な展開か この週刊「世界経済・市場花だより」は、めまぐるしく変化する世界の経済や市場の動きなどについて、ブーケ・ド・フルーレット馬渕治好が、わかりやすく解説します。 ※ 自主開催セミナーの予定です(カッコ内は、現時点でのお申し込み数/定員、です)。残席は、10を下回った場合に表記します。 なお、3月からは、参加費を5000円に改定しております。何とぞご容赦ください。 2/18(土)ウェブ(13/150) 以上については、参加費は4000円 以下は、参加費は5000円 3/4(土)葛西(3/25) 3/18(土)高岡(2/25) 3/21(火、祝)福岡(3/15) 3/25(土)浅草(13/15)(残席:2) 4/1(土)札幌(2/20) 4/8(土)横浜(0/20) 4/15(土)大阪(3/20) 4/22(土)浜松町(1/20) 4/29(土、祝)名古屋(6/20) 5月のどこかで、ウェブセミナーを追加開催する予定です。日程決定まで、しばらく(1~2か月くらい?)お待ちくだされば幸いです。 セミナーのスケジュールは、 http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub3.html のページの下の方にあります。詳細やお申し込みは、それぞれのリンク先をご覧ください。 上記のリンク先には、自主開催以外のセミナーの予定も掲載しています。 ☆過ぎし花~先週(2/6~2/10)の世界経済・市場を振り返って <楽観に傾き過ぎた日米株価は、それぞれ冷水を浴びせられた> (まとめ) 米国株式市場は、先々週末の雇用統計が強かったため、金利先高懸念が生じましたが、2/7(火)のパウエル連銀議長の発言内容が(実際にはそれほどハト派ではなかったのですが)ハト派だと解釈され、景気が強いが金利は上がらないといった楽観が広がりました。しかし2/8(水)~2/9(木)の連銀諸高官の発言が、そうした行き過ぎた楽観に冷水を浴びせました。 日本では、株価が「米金利の先高観で米株価が軟調に推移しても、米ドル高・円安になるから日本株は買いでいい」との、都合の良い楽観論に支えられました。しかし2/10(金)引け後の日銀総裁の人事案が報じられると、日本の金利上昇懸念により、一時は日本の株価指数先物は下落し円高に振れて、やはり冷水を浴びせられた形です。総裁人事に伴う日本の金利先高観測は騒ぎ過ぎですが、底流にあるものは、株価の先行きについて都合よく楽観的に考えるのは危険だ、ということなのでしょう。 (詳細) 先週の日米の株価は、いったん過度の楽観が広がる局面がありましたが、日米ともに行き過ぎた楽観論に冷水が浴びせられました。

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