2022/02/13 第504号
最強格闘技解体新書
The strongest martial arts manual
「長嶋一茂氏のこと」
元プロ野球選手でタレントの長嶋
一茂(56)が昨年の11月19日(土)
東京体育館にて開催された極真空
手の全国規模の大会『2022国際親
善空手道選手権大会』(松井館長)に
参戦、50歳以上男子+80kg級で
決勝まで勝ち上がったが惜しくも準
優勝した。優勝は、松戸道場の尾形
忠由であった。
長嶋はプロ野球を引退した翌年の
97年に極真に入門。2019年の
『国際壮年空手道選手権大会』では
50歳以上+80kg級に出場し3位に。
昨年7月の『東日本空手道選手権大
会』では壮年50歳以上+80kg級で
優勝した。
しかし、今年4月の『2022 極真祭』で
は壮年50歳以上+80kg級に出場
も準々決勝で敗退。その試合後は「
正直辞めようかなと思ってて」とも語っ
ていた長嶋だが、今回再挑戦となった。
公には、97年引退後に極真会館(松井派)
の極真会館城西世田谷東支部に入門
したことになっているが、それ以前に
通っていたのが、芦原会館の東京本部
であった。東京本部では、職員であった
西山亨氏や総本部から指導に来ていた
里健志氏らの指導も受けている。
当時は、一茂は高校生でお忍びで会館
に通ってきていた。その後大学生の時に
プロ野球に入り、野球を引退してから自宅
の近くにあった極真(松井派)に再入会した
のである。芦原会館では、黄色帯まで行っ
たが、そのあとは退会している。
これは、大学に入学して野球を始めたから
であったと言われている。
芦原先生にも会って指導を受けたこと
もある。当時芦原先生は、一茂の体型や
反射神経の良さから、「彼は、野球より空手
をやったほうが大成するよ。」と語っていた
のだが、実際その後も空手に復帰、大会で
上位入賞、優勝した実績を考えると芦原先生
の見立ては間違っていなかったようだ。
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