【 2023年02月13日 】第534号
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┃午堂登紀雄の「フリーキャピタリスト入門 ┃
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■先週の活動と振り返り相場
新しい日銀総裁も決まり、来年度は利上げになるのでしょうか。
一気に上昇ということはないにしろ、そういう流れにはなりそうです。
ということは来年以降、地価が下がり、物件も出てくるのではないか、と想定していま
す。
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▼ 本当は恐ろしい少子化・人口減少 ▼
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政府はこれまで、たとえば子育て・教育関連の諸制度にはほぼ所得制限をかけているな
ど、少子化対策どころか罰ゲームのような制度設計を放置していました。
人口動態・年齢構成がどうなるかはもう何十年も前からわかっていたはずなのに、少子
化のインパクトを想像せず軽視していたのでしょう。
それで岸田首相が「異次元の少子化対策」とブチ上げたことによって少子化対策が注目
を集め、官民問わず議論が活発化しています。
(岸田首相はとりあえず風呂敷だけ広げておいて中身はあとから、という傾向があるよ
うで、「そもそも異次元ってなんだ?」と違和感を覚えますが、出てくる案は本当に異
次元なのでしょうかね。。)
私はそもそも国家戦略という視点では政府を信用していないので(オペレーションやそ
のマネジメントの緻密さ・正確さは大いに評価していますが、国のグランドデザインを
考える発想力では、という意味です)、少子化に伴う人口減少が自分の生活に与えるイ
ンパクトを考えてみます。
高齢者はやがて亡くなっていきますが、それ以上に新生児が生まれれば人口は減らな
い。
しかしそうはならない以上、出生より死亡が多いために人口は減っていく。
少子化と人口減少は違いますが、出生が少なければ人口が減るのは当然であり、起こる
問題はそう変わらないでしょう。
それで何が起こるかは誰でも想像できることですが、現役世代が減れば企業は労働力不
足になるし国家も税収が下がる。
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