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第255回 ビットコインは新たな上昇相場のサイクルに入ったのか?AIとブロックチェーン その3
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▼今回の記事
今回も、個人投資家が集まる「テレグラム」などのSNSで注目されている動きを紹介する。その一つは、相変わらず多いビットコインの強気相場の予測である。また、エルサルバドルの状況を紹介する。そしてメインテーマとして、AIとブロックチェーンの分野におけるプロジェクトを引き続き紹介する。
▼若干下落しているビットコイン
それでは今回も、ビットコインを中心とした暗号通貨の動きを紹介する。
先週に比べビットコインは5.06%ほど下落している。大きな下落ではないものの、2月9日につけた300万円台の王大を回復するかどうか微妙なところである。
今回の下落の背景の一つとなったのは、弱気のナスダック相場である。だが、それとともに、前回の紹介したビットコイン相場が一部の「クジラ」の集団によって操作されているとする疑惑だ。これは一種のショックとなり、相場が下落したようだ。しかし、さほど大きな下落ではなかった。現在は286万円台でビットコインは取引されている。
いつも掲載している世界の取引所におけるビットコインの流入割合(買い)と流出割合(売り)を見ると、買いの優勢は変わらないものの、先週よりも流入割合(買い)が減少している。
先週
・流入割合 60.72%
・流出割合 35.64%
・予想価格 2万2957ドル~2万3894ドル(約298万円~311万円)
今週
・流入割合 59.25%
・流出割合 40.36%
・予想価格 2万1302ドル~2万1909ドル(約276万円~284万円)
先週から比べると、流入割合(買い)の勢いは弱い。現在の実勢価格は、予想価格とほぼ一致している。
●それでも多い強気の相場予測
そのような中でも、ビットコインの強気相場の予測は多い。先週から今週にかけて「テレグラム」に集まる個人投資家は、ブロックチェーンをベースにした初めてのへッジファンド、「Pantera Capital」のCEOであるダン・モアヘッドの予測に注目していた。
2月8日の最新「ブロックチェーンレター」で、ダン・モアヘッドは、2023年はブロックチェーンは「信頼を再構築する年 」になると予測した。モアヘッドによると、ビットコインは相場変動のサイクルで「安値を見た」としている。
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