『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」2月6日号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」2023年2月13日号
●赤羽雄二の視点:論理的かどうかは気にしなくてよい(その2)●今週の相談
・職場の同僚が集まって悪口を言っているように感じて、毎日辛いです。前の職場でもそうでした。転職して数ヶ月すると、同じ問題が起きます。どうしたらいいでしょうか。
・やっとの思いで転職したのに、職場の先輩が仕事をろくに教えてくれません。初めての仕事なのでどうすればいいかわからないのに教えてくれないので、本当に困っています。
・上司から資料作成についてものすごくフィードバックを受け、いつも気が滅入っています。修正してもしても細かいところまで指摘されます。どうしたらいいでしょうか。
毎週月曜日発行
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【はじめに】
本メルマガでは、皆さんからの仕事やプライベート上の多くの悩み・質問にていねいにお答えします。メルマガを購読している方なら、どなたでも質問&相談が可能です。(ご質問: akaba@b-t-partners.com )
【『ゼロ秒思考』とは】
『ゼロ秒思考』は、マッキンゼーで14年間、その後も多くの企業、個人を支援してきた私が生み出した独自のアプローチです。
「メモ書き」によって思考と感情の「言語化」に慣れ、強化することで、どんな人でも確実に頭がよくなり、心が強くます。くよくよしなくなります。何をすべきかがわかるので、行動も早くなります。
20数年にわたって改良し、内外で実践していただいた結果、10万人以上の方に効果を実感していただいています。
誰でも、どこでもできて、お金もほとんどかからないシンプルな方法ながら、効果は絶大です。実践された方々からのコメントの一部を紹介します。
「明らかに日々の思考量や行動量が増えた」
「打てば響くような会話ができるようになった」
「オリジナルな企画書をすぐに書けるようになった」
「自分に自信がついた」
「気持ちを素直に伝えらえるようになった」
本メルマガは、この『ゼロ秒思考』をベースに、皆さんの悩みに答えていきたいと思います。
赤羽雄二の視点: 論理的かどうかは気にしなくてよい(その2)
ポイント21 会議を効果的に行うためのポイント
会議を効果的に行うためには、8つのポイントがあります。
1.会議の主催者を明確に決める
会議の主催者が明確でないとか、明確であっても本人にその自覚がないとか、が多く見られます。
自覚はあっても主催者としての役割を果たしていないことは、もっとざらにあります。経営者あるいは部門長は、「当社、自部門は大丈夫」とたかをくくらず、念のため確認し、徹底すると良いでしょう。
2.その会議で何を達成するか、目的を明確にする
会議の主催者は、その会議で何を達成するか、開催の目的と具体的な成果を明確にする必要があります。何についての意思決定なのかです。
これが徹底されず、なんとなく集まってなんとなく話をして終わる会議があまりにも多いです。7、8割がそんな会議なのが実状です。もともとは決めるつもりでも、議論を先延ばしにしがちな経営者、部門長、企業では同じ問題が発生しています。
3.その会議で発言し、決定に参加する人数を絞る
会議は、7、8人以上いるとうまく議論できなくなります。誰かが発言している間、ずっと黙って聞いているだけになるからです。
会社の経営会議でも、部門の会議でも、その程度の人数で開催しないと十分発言することができません。
中堅・大企業のほとんどの会議は15~30人になりがちですが、参加者の時間コストを考えても、莫大な無駄です。序列が中以下の参加者がほとんど発言できないことも、日常茶飯事です。
4.その会議での議題を事前に通知し、資料も前日までに送付しておく
主催者は会議の議題を前日までに通知し、討議にたる資料を前日までに送付しておくことは言うまでもありません。
ただ、私の知る限り、これが満足にできている会社はあまりないと思います。だいたいは見ればわかるような説明を冒頭に20~40分行い、その間参加者は眠いのを我慢しておとなしくしています。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)