【性的同意】実例編「本当はしたくなかったのに」かわいそうだからしてあげる女性・キゲンが悪くなるからしてあげる男性

・‥…━☆・‥…━━☆・‥…━━━☆ 真実の性の語り部・夏目祭子の 『世界一わかりやすい*幸せな性*の授業』 Vol.52　2023/2/13　 ・‥…━☆・‥…━━☆・‥…━☆☆☆ ☆★まぐまぐ大賞2022★☆ メディア部門賞・第１位受賞しました☆彡 ご愛読、応援ありがとうございました！ 　↓↓↓ https://www.mag2.com/events/mag2year/2022/list.html?cid=bythem&aid=51 。°+°。°+　°。°。°+°。 こんばんは。 真実の性の語り部こと夏目祭子です。 毎月２回、週の初めの月曜日に、あなたの 【活力の源】となるような《幸せな性》のお話を、 たっぷりお届けします。 ＊ … *目　次* …＊ … * … ＊ … * １）『性・愛・命の楽しみ方for老若男女』 　「本当はしたくなかったのに」 　後味の悪い行為にしないための心得 ──【性的同意】実例編２ ★「イヤよイヤよも好きのうち」という誤解 ★「かわいそうだから、してあげる」女性 ★「キゲンが悪くなるから、してあげる」男性 ★「したい時」と「したくない時」があっていい ★愛撫も、体位も、その日の気分で違っていい ＊お悩み・ご質問募集要項＊ * …＊ … * … ＊ … * …＊ … * ◎●共感の声が続々届いています！●◎ 不倫バッシングが過熱する世の中に　 一石を投じた問題提起作！ 　　↓↓↓ *☆*:;;;:*☆**☆*:;;;:*☆**☆*:;;;:*☆ 『私が「不倫」という言葉が嫌いなワケ』 *☆*:;;;:*☆**☆*:;;;:*☆**☆*:;;;:*☆ 　＊前篇＊ ★【不倫】という言葉のうさん臭さ ★「不義密通」「姦通罪」の時代の倫理観とは？ ★自由意思と貞操義務のグレーゾーン ★「婚外＝悪」「結婚＝正」とは限らない 　＊後篇＊ ★不倫スキャンダルの転機は2011年から ★婚外の関係に求められる覚悟とは？ ▼今月からご購読の方も、全篇を２～３月の バックナンバーからお読み頂けます。 https://www.mag2.com/archives/0001694031/ +:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+ ♪今日は≪Ａ面≫をお届けします。 （※話の流れによって、 ≪Ａ面≫≪Ｂ面≫の順番は前後することがあります。） ★彡:・:☆彡:・:★彡:・:☆彡:・:★彡 『性・愛・命の楽しみ方for老若男女』 　「本当はしたくなかったのに」 　後味の悪い行為にしないための心得 ──【性的同意】実例編２ ★彡:・:☆彡:・:★彡:・:☆彡:・:★彡 ★「イヤよイヤよも好きのうち」という誤解 　たとえ既にセクシャルな関係にある恋人や夫婦間であっても、 性的同意は「毎回、必要」ということ。 　一度許したから、あとは「何でもアリ」 というわけではない、 ということを前回お話ししました。 　実際に、私がセクシャル・カウンセリングで 過去の性体験についてお話しして頂いている時に、 「本当はイヤなのに、気づいてもらえなくて悲しかった」 という言葉をお聞きすることがあります。 　これはつまり、彼女たちがパートナーに 「今、セックスをしたくない」ということを 言葉や態度で伝えているつもりでも、 相手には伝わらずに押し通されてしまった、ということなんです。 「女性がイヤがっていることが、男性に伝わらない」 というのは無視できない問題です。 　その背後には、これまで世の中で当たり前に 映画やドラマで描かれてきた性行為の場面が、 「女性の同意のないまま進行する濡れ場」 が多かったことが影響しています。 　昔から「イヤよイヤよも好きのうち」という言葉が、 「男女の駆け引きの機微」の一つのように語られてきましたよね。 　女性がちょっとイヤがる素振りをしても、 男性から情熱的に抱きしめられ、愛撫されているうちに、 やがてうっとりと身を任せていくもの、というイメージです。 　確かに、女性側が「ちょっと気分が乗らない」程度の消極的な気持ちだったのが、 男性の熱心な態度に「ほだされる」という場合はあるでしょう。 　けれども、イヤなのをわかってもらえなかったのが 「悲しかった」という女性の発言は、 「イヤよイヤよは、本当にイヤ」なんだと 意識を上書きする必要があることを物語っています。 ★「かわいそうだから、してあげる」女性 　Vol.48では、気乗りしないセックスに応じることが 「よくある」「時々ある」男性は１５％、 女性にいたっては４５％、つまり半数近くが当てはまるという 驚くべき実態についてご紹介しました。 （日本性科学会セクシュアリティ研究会調べ）