メールマガジン・まぐまぐ156号 物理的か心理的か、正解と不正解はワンセット
もう2月になりました。今回も「アカデミー」(毎月最終日曜日)開催中のテーマや
お話した内容を一部、そして私の「犬愛」を書かせて頂きます。
私、いつも思うんですけど、クライアントさんと話をするときに「考えたらわかるでしょ?」っていう単純な疑問があるんです。
カウンセリングでクライアントさんのお悩みや、困っていることの相談を受けるときに、
実は「なんで考えないのかな・・・」と、フラストレーションを感じます。
それは私が犬に対しての専門知識の量が多いからではありません!
普通に「よく考えたらわかりますよね?」っていう部分が物凄く多いんです。
「言うことを聞かないんです!」
このことだって、相手は「犬」だと考えれば、当たり前のことだとわかるはずです。
言葉(言語)で犬と意志の疎通が最初からできるわけがない。
子供が言うことを聞かないんです!とは、違います。
相手は「犬」という人間より知能の低い「動物」なんです。
もちろん、「犬」の方が人間よりも優れている能力は多々ございますが、言語が伝わらないことくらい、
よく考えると当たり前のことでしょ?
「言語」(ツール)を持ってそれを操つることができるのは「人間」に限られているわけです。
人間に近い「サル」は、道具を使う知能があることも知られておりますが、サルたちは「サル語」を持ち意志の疎通を行っています。
動物たちはその「種族」内でコミュニケーションをとるために、声(音)の変化を利用したり、
表情(ゼスチャー)を用いて、意志を伝えるんです。
例えば、あなたが全く言葉の通じない国(別の種族がいる)に旅行に行ったら、もちろん困りますよね?
その国の人だって、あなたが言わんとしていることが「言語」だけでは理解不可能なわけですよ。
だからそれなりに、身振り手振りというゼスチャーや表情をつかって、なんとか伝えようとするはずですよね?
犬も同じです。「人間の言語」の意味なんぞ、把握できません。
自分の母国語以外を習得するには、時間をかけて勉強しなければならない。
もしくはその種族たちと生活を共にして習得するしか方法はないわけです。
考えたらわかることですよね?
ではここで、アカデミーで使った動画の一部、ご紹介します。
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