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貞子第二メルマガ:植田和男・新総裁 誕生へ~アメリカ経済のノーランディング説、急浮上!

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2023/02/14
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2月3日に雇用統計で分ったように、アメリカ国内の労働市場が 想定以上に強いので、「インフレの沈静化は予想以上に時間 がかかる」ものになりそうなのです。 さて、アメリカ国内では、「ティーム・スタグフレーション」派と 言って、「アメリカ国内のインフレは今後は二桁以上に高まって、 アメリカ経済は深刻な景気後退に陥ってしまう」と主張す る人々もいるようです。 率直に言いましょう。 アメリカでは「スタグフレーション」「二桁インフレ」は 起きません!!!!(きっぱり) その理由は、以下の三つ。 ・第一に、マネーサプラーが1970年代と今とでは全く違いま す。アメリカ国内のマネーサプライは1970年代は一貫して増 加を続けていましたが、2022年以降のアメリカでは一貫して マネーサプライは減少を続けています。 ・理由の第二は、70年代のFRBには「2%のインフレ目標」は 存在していませんでしたが、今のFRBには「2%インフレ目標」 が存在しています。 70年代の場合は、1971年に「ニクソンショック」が巻き起き て、当時の大統領はドルと金との兌換を唐突に停止してしまいま した。70年代のドルは金(ゴールド)という錨(アンカー)を失 って漂流、さりとて当時はまだ「インフレ目標」などという「しゃ れた物」も存在していなくて、結果、当時のアメリカの人々の「期 待インフレ率」もアンカーを失い、漂流を続けてしまいました。 一方、今のFRBには、「2%のインフレ目標」が存在しています。 アメリカ国内の人々の期待インフレ率も漂流しません。 ・さらにさらに第三の理由として、アメリカのコロナ対策として の大型刺激策はトランプ時代のものも含めて、「わずか3年間だけ」 の「期間限定の放漫財政」でした。一方、「1970年代の二桁の スタグフレーション」が巻き起こるまで、アメリカでは「およそ2 0年近くの放漫財政」が続けられました。ベトナム戦争が20年 間も続いたことはその象徴です。 以上、三つの理由から、2023年のアメリカではスタグフレー ションは起きません。(きっぱり)   

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