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セクシー心理学GOLD 2022-02-15
第714曲
自分を子供だと思え。
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こんにちは。ゆうきゆうです。
今夜のGOLDは、女医と青年の会話形式で、こんな話をお届けします。
◆ 悩みを抱えたときの、最善の解決法は?
青年「あぁ…つらい…」
女医「困ってるようね!」
青年「はい!? あ、あなたは!?」
女医「私は女医。通りすがりの女医よ」
青年「そんなに通りすがるものなんですか女医って…」
女医「あなたの心の中のCAが『お医者様はいらっしゃいませんかー!?』って
叫んでたから、助けに来てあげたの」
青年「ただの幻聴ですよね!? 勝手に心の中にCA作られても!」
女医「でもあなた、実際悩んでるわよね!?」
青年「ま、まぁ確かに…」
女医「表情と姿勢を見れば分かるわ。目は落ち込んでいて、背筋も丸まってる。
だから悩んでると思ったのよ」
青年「最初からそう言ってくださいよ! 心のCAとか言ってないで!」
女医「その方がドラマチックかと思ってね」
青年「ドラマはドラマでもサスペンスですよ! 突然そんな言われ方したら!」
女医「まぁ、とにかく今、悩んでるわね。若いお姉さんに聞かせてみなさい」
青年「『若い』っていりますかね…? いや、ちょっと自分自身の進路を見失っ
て、困ってるんです」
女医「進路を見失ってる…?」
青年「えぇ。今までずっと仕事に打ち込んでいたんですけど、ちょっとミスを
してうまく行かなくなってしまって、上司にも怒られて『自分って何のために
生きてるんだろう…』って」
女医「ほう」
青年「なんていうか、心にポカッと穴が開いてしまったというか…。今後何を
よりどころにしていいかわからなくなってしまったんです」
女医「なるほどね」
青年「どうすればいいんでしょうか?」
女医「そんなときはね…」
青年「そんなときは…?」
女医「自分で考えなさい!」
青年「いやいやいや、あなたの存在意義は!?」
女医「違うわ! よく聞いて! どんな悩みも、最高の解決法は、自分で答え
を出すことなの! 他人から『こうしたらいいよ』って押し付けられるより、
ずっとベストな方法が浮かぶはず!」」
青年「い、いや、でも、思いつかないから…」
女医「だからこそ、私は教えましょう! 『最高の、自分で解決策を考える方
法』を!」
青年「最高の、自分で解決策を考える方法!?」
◆ 解決には、子供。
女医「その通り。それこそが、『自分を、自分の子供だと考えること』よ」
青年「子供だと考える…!?」
女医「そう。何かに迷ったときは、自分自身を、『自分の子供』だと思うの」
青年「ど、どういうことですか?」
女医「たとえばあなたが2つの仕事で迷ったとしましょう。一つは堅実で収入
は安定しているけど、退屈そうな仕事。もうひとつは不安定で収入も高低が激
しいけど、ずっとやりたかった仕事」
青年「それは迷いますね…」
女医「こんなとき、『自分の進路』だと思うと、なかなか答えが出ない。だか
らこそ、『あなたの子供がそこで迷っていたとき、どっちを選んでほしいか』
『どうアドバイスをするか』と考えてみるの」
青年「自分の子供だったら…」
女医「そう。そんなとき、『とにかく堅実な生き方をしてほしい』と思うか、
または『一度しかない人生だから、やりたいことをやればいい』と思うか。外
から見て、さらに相手が自分にとって大切な存在だと思えば、比較的後悔のな
い、大局的なアドバイスができるんじゃないかしら」
青年「た、確かにそうかもしれません…」
女医「もちろん『堅実な仕事につきながら、副業という形でやりたかった仕事
もやればいいのでは?』という考えに至ることもできる。大切な子供というあ
たたかな意識を持ちつつ、同時にクールな視点も持てるわけね」
青年「なるほど…」
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