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円安になる原因

角野實のファンダメンタルズのススメ
  • 2023/02/16
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円安になる原因 おはようございます コロナ中は毎日、自宅や事務所にいてヒマな毎日だったのですが本格化稼働していると毎日のように予定が入っており、ほとんど自宅にいない状態なのです。しかし、困ったことに面白エピソードを探しているのですが、ちっとも「ない」状態。私がいかにドMであるかをみなさんにアピールしようとしているのですが、ちっともエピソードがないのでこの冒頭の出だしに苦労している状態です。こういうことで岸田さんに文 句を言うとなんでも「はいそうですね」と言って聞いてくれそう、という感じがする、だからみなさん文句を言いたい放題なんだろうと、思うけど(笑)。国民のほとんどはがんばって働いても稼げないから文句を言っているということにいまだに岸田さんは気づいていないような気がする、と思う昨今。安倍さんが頑張った人が稼げる社会、魅力的なワードですが、現状は文句を言った人たちが報われる世界ですよね、やってらんねぇーよ、と 私はそれほど文句はないけど、みんなそう思うだろうね、と思います。 ■円安になぜなるのか? 年初にみなさん、円高になる、円高になる、と騒いでいたわけですが、127円まで行ってそこからはあれよあれよ、と円安に行っているわけです。 これも毎年のおなじみの光景であり、年初の方針は言うことを聞いて1か月もすれば反対方向に行く。これって、毎年の光景、ということに気づいている人はあまりいらっしゃらないようです。 だいたい、年初の方針と逆の方向に年末に行っているのが常なのです。ただし、株価は買い、と言っていればたいてい当たるわけです。年末になると今年、一番、あたった人、とかやるわけですが、言った本人も忘れているくらいの忘却の彼方なわけです(笑)。今年の場合は下がるという意見が過半で、年後半にかけて上昇という人もいらっしゃいます。これはFRBが年末にかけて利下げを開始するという方針を受けてのことだと思いますが、これも、かなり怪しい訳です。 理由は以下の、グラフで簡単に説明できます https://d3fy651gv2fhd3.cloudfront.net/charts/united-states-inflation-cpi.png?s=cpi+yoy&v=202302141347V20220312 金融関係者は年後半にFRBが利下げをしてくると言っているのですが、その場合のインフレ率、比較対象の2022/10-12月くらいからインフレ率が極端に低下するわけです。そうなると前年のインフレ率が低いのですから、今までのような上昇率であれば、年末にかけてインフレ率は高進するわけで、その状態で利下げなどあるわけがない、ということなのです。こういう当たりまえのことを念頭に置いて、言っている金融関係者はいないことが数多くいることは確かなことなのです。 GDPは2024年から本格的な立ち直りをすることを示していますが、もちろん、IMFも世界銀行もその見通しを修正してきていることは承知していますが、ただ、経済が1年近く止まって、その反動が今までの株価の上昇で終わるほど、私たちの力って少ない、とは私は決して思いません。これからが本番ですよ、コロナ復興は、と思います。

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