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PPI高進はインフレ警戒への号砲だと思います

角野實のファンダメンタルズのススメ
  • 2023/02/17
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PPI高進はインフレ警戒への号砲だと思います おはようございます 地方の小学生が横断歩道を渡ろうとしているので車を止めました。すると、その小学生、急いで渡り「ありがとうございました」と大きな声でご挨拶(笑)。スカッ、とする瞬間です。私も以前は横断歩道前で車が止まってくれると会釈したりして、お礼を言ったものですが、最近はやったり、やらなかったり。ルールは横断歩道の前で車、バイクは止まらなければいけないのは至極当然。でも、歩行者は当たりまえ、なんて 思ってはいけない、と思います。やはり皆、急いでいるなか、止まってくれるのだからお礼を運転手に示した方がよい、ということを改めて気づかせてくれました。ちょっとした気遣いで世の中がよくなるのに、ルール偏重でおかしなことになっているよね、と思います で、おめぇーが働くのはルールだよな、で、いつも嫌味ったらしく、働け、と言っている私たちに感謝のお礼はないのか、ともはや意味不明の嫌味を言ってくる連中・・・・ 、でも、うれしい(笑)。ドMの角野。自分でもヘンタイだと思う・・・ ■PPIの意味 PPIというのは米語では卸売物価指数のこと、日本では卸売物価指数を数年前の企業物価としただけの話で、意味はあまり変わりがありません。 PPIの定義は工場などから出荷するときの価格のことを指し、それが消費者物価指数に反映される、というのが意味になります。その場合、PPIは消費者物価指数の先行指標となるのです。 今回、PPIが大きく上昇したということは、後々、消費者物価指数(CPI、インフレ指数)に反映されるよ、という意味になります。その期間は3か月後、ということです。つまり今回は1月の発表ですから3か月後は4月になります。その4月のCPIの発表は5月の中旬になるということです。 このPPIの意味がわかっていない方がほとんどですので、きのうの金利の急騰の意味がわかっていない人がほとんどなのであろう、金利が急騰する意味がわからない、というのがほとんどの人の感想になると思います。 このように、きちんとそれぞれの指標の意味を理解すると、今後のマーケットがどのように展開するのかがわかってくるものなのです。とりあえず、今後のテーマは金利の急騰にマーケットはどう反応をするのか、ということになります。 金利が急騰をすれば株価を筆頭とするリスク資産の値段は下がり、ドルは、ドル×金利の金利の部分が上昇する、そのドル×金利は金利が上昇する分だけ上昇する可能性が高い、ということになります。その結果、ドル円は円安の可能性、ユーロドルは下落、本能的にまたパリティーまで行くのではないのかな、と今朝、レコードしているときに感じましたが・・・、どうでしょうか? 単なる直感ですので根拠はありませんけど。 このようにこのメルマガを読んでいると、だいたい、今後の展開が読めてくるようになると思います。たとえば、きょう一日の展開を考える場合、指標を中心にマーケットが動いていることはみなさん、ご理解できつつあるのではないのかな、と思います。

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