2023.02.17更新分
■ 政府の後押しで普及が拡大するEV充電器の関連企業に注目!
政府は小型の電気自動車(EV)を数分で充電できる高出力充電器の普及させるため、23年にも規制を緩和する。ポイントは出力が200キロワット超の充電器も一定の安全性は確保できると判断し、扱いを50キロワット超と同じにする。現在、20キロワット以下には特段の規制はなく、20キロワット超になると安全のための絶縁性の確保など一定の要件を満たす必要がある。さらに、50キロワット超はさらに建築物からの距離などで制約がかかる。
こうした政策の見直しを背景に、遅ればせながら日本でもEVの普及が加速し始めると期待される。もちろん、充電器の増設については民間の協力もカギとなる。
2月9日には、国内で急速充電器を整備する東京電力ホールディングス系のイーモビリティパワー(東京・港)とENECHANGE(エネチェンジ)が、電気自動車(EV)の充電器分野で業務提携契約を締結したことが発表された。イー社や自動車メーカーが発行する充電カードを持つ会員が、4月からエネチェンジの充電器を利用できるようになるという。
このように、今後は国内でもEV充電器の設置が本格的に拡大すると見込まれる。当然、関連する企業の収益にも大きく貢献するものと期待されることから、以下にそうした関連企業の幾つかを紹介しておきたい。
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