ウクライナ侵攻から1年
ロシアがウクライナに軍事侵攻して、今日でちょうど1年となります。21日、プーチン大統領は年次教書演説で「戦争を仕掛けたのは西側諸国で我々ではない」と述べましたが、もはやこの論理は世界に通じません。そして「新START」から脱退し、核使用の可能性を示唆しました。このあと米国のバイデン大統領はウクライナのキーウを訪問、強い支援姿勢を示しました。
ロシアの「特別軍事作戦」は当初2か月もあれば片付くと見られていたのが、1年たっても収束の目途が立ちません。そもそも戦争というにはウクライナがロシアに攻め込めない一方通行の「可笑しな戦争」でしたが、最近ではむしろ戦争の拡大、荒廃化が進み、極端な形の終結論まで出るようになりました。
「ロシア対NATOの戦いに」
ロシアのウクライナ侵攻当初に比べると、明らかに戦線は拡大しています。ロシアは民兵集団「ワグネル」まで投入し、ベラルーシなど周辺国からも友軍が加わり、一方ウクライナには西側諸国からの友軍や、反ロシアのジョージアなどからの友軍も加わっています。そして兵力で劣勢なウクライナには、NATO各国から戦車やミサイルの支援がなされています。
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