バスルームでの仁王立ちフェラは、彼女がバスチェアに座り、オレが前に立
つスタイルだ。彼女が食べやすい体勢なので、食べ方は激しくなりがち。それ
は射精をさせたい食べ方でもある。
前回の射精が1時間半ほど前なので、射精できるかどうかは微妙だった。そ
れは彼女もわかっている。
「射精は難しいと思うよ」
オレは念押しでいった。
「うん。でも、がんばる」
「時間かかるよ。覚悟して」
「はーい」
彼女はペニスの根元を握り、ペニスの半分くらいを口に入れて、食べ始める。
手こきとの合わせ技で、射精させるつもりだ。どうすればいいのかを、心得て
いる。オレのペニスを熟知しているんだ。
オレは彼女にペニスをゆだねて、快感を感じることに専念する。
♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
★ 体と心のセックス・ライフ ★
≪ Section 945 ≫
『春海とトオルのラブホ(4)後編』
…… 2023/2/18号 ……
___________________________________
♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂
射精まで時間がかかるときの食べ方、というのがある。ペニスへの強い刺激
を維持しつつ、長く食べられるように適度に小休止をはさんでいく。快感を途
切れさせないのが重要で、射精欲求のレベルを徐々に上げていく。快感が途切
れると、一歩進んで三歩戻るようなことになってしまう。
そこは彼女のフェラ・テクニックの見せ所であり、熟練がものをいう。春海
は直感タイプなので、計算してやるのではなく、直感で気の向くままにやって
いる。その感性が優れているから、できる食べ方なんだ。
それもひとつの才能……フェラの才能だ。
「特技はフェラです」とは、公言も自慢もできないが、春海のフェラ・テク
ニックが、ずば抜けてハイレベルであることは、オレが保証する。
オレは快感に喘ぎ続ける。フェラの快感が30分以上続くのは、かなりの快
感なんだ。これは経験者にしかわからないと思う。
セックスでは彼女が喘ぎ続けるが、それがどれほどの快感なのかは、長時間
フェラでオレが感じる快感とほぼ同じだといえる。
これはもう、言葉では表現しきれない快感だ。
時間が長くなるほどに、彼女は食べるのに疲労してくる。それでも射精させ
るためには、休むわけにはいかない。食べ続けないと、徒労に終わってしまう。
最後の手段として、オレからイラマチオにする方法があるものの、できれば
彼女に最後までやりきってほしい。それが彼女の望みでもあるからだ。
やがて、射精直前感が9割くらいになってくる。
「イけそうになってきた! あと1割。がんばって」
オレははげます。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)