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◇◆GELマガ Vol.601◆◇
〜エル・ゴラッソ鹿島担当・田中滋のメールマガジン〜
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1.あいさつ
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2.違いを見せ始めた早川友基
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/【練習レポート】
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9日の練習では、少しの時間紅白戦でいままでの動きが確認された。
笛を持って気になる箇所は止めるストップゲームをやることが多い岩政大樹監督も
「今日は最後に少し流すから」と言って、なにも声をかけずに選手のパフォーマン
スを見守っていた。
すると、手に取るようにわかることが1つあった。GKからの指示の量だ。早川友基
がゴールマウスに立っているときと、沖悠哉とパク・ウィジョンが立っていると
きとでは、明らかにピッチで飛び交う声の量が変わってしまう。四六時中、うるさ
いくらいに指示を出している早川に対し、まだ日本語が拙いウィジョンはまだしも
、沖はDFの名前を呼んで注意を喚起することがほとんどで、具体的なポジション指
示や次に起きることを予測して未然に防ぐような準備をさせる指示がなかった。
先日、あるCBにインタビューしたときも、彼は「年齢は関係ない。自分がどう守り
たいのか強く言って欲しい」とGKに要求していた。
チームの最後尾に立つGKからはすべてを見渡すことができる。守備のバランスを最
も整えられるのは監督でもなく、ボランチでもなく、CBでもなく、GKだ。
岩政大樹監督が早川友基を正GKに据えているのは様々な要因があってのことだろう
が、そのなかの1つにピッチ全体に指示を送ることができる能力が含まれているの
は間違いないだろう。彼と長年コンビを組んだ曽ヶ端準もそうしたタイプのGKだ
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