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横田滋さん、早紀江さんの安倍晋三首相への手紙/有田芳生の「酔醒漫録」第10号

有田芳生の「酔醒漫録」
▼ 第10号 2023/2/24 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 有田芳生の「酔醒漫録」 *毎週金曜日発行* ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆目次 1・「評言独語」─横田滋さん、早紀江さんの安倍晋三首相への手紙 2・「酔醒漫録」─2月17日~2月23日 3・「読書」ー島薗進編『宗教と政治』(岩波新書) 4・「B級グルメ」ー「味の三平」(札幌) ◆3/3配信予告 次号では「安倍晋三元総理と統一教会」を官邸幹部、教団古参信者の証言をふくめて書きます。続いて横田滋さん、早紀江さんと私の密室での会話が盗聴されていた事件(2014年)と背景などを書く予定です。 ★発売中の有田芳生著書★ ・『改訂新版 統一教会とは何か』(大月書店 2022/9/21発売) http://www.otsukishoten.co.jp/book/b610995.html ・『北朝鮮 拉致問題 極秘文書から見える真実』(集英社新書 2022/6/17発売) https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-721217-4 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1・「評言独語」─横田滋さん、早紀江さんの安倍晋三首相への手紙 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼北朝鮮による拉致問題は、いっこうに解決の動きがない。安倍晋三政権、菅義偉政権、岸田文雄政権を比べてみれば、在任期間が長かったこともあるが、安倍政権での交渉が、2014年のストックホルム合意(5月29日)を頂点に、いちばん成果があった。菅総理も私に何度も「拉致、やり遂げたい」とメールや電話で伝えてきたが、成果はなかった。日朝のストックホルム合意を促したものが、その年の3月10日か ら14日のモンゴルで実現した横田滋さん、早紀江さんと、拉致されためぐみさんの娘、ウンギョンさんとの出会いだった。モンゴルから戻った日、私は早紀江さんから電話をいただいた。

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  • 有田芳生の「酔醒漫録」
  • 2000年からブログに日記を書いてきました。思いは「私家版現代史の記録」です。「日記は書いておかないと不安なんだよ。忘れてしまうと消えてしまうから、自分が生きていて、あのころはどうだったというのを忘れるのが不安なんだよ」(渡辺京二『幻のえにし』)。同感です。私が綴るのは、メディアを中心に仕事をする一個人の眼から見た世界と日本です。「酔醒」は、酔ったり醒めたりという意味で、中国の「梁書」に記述されています。「漫録」は随筆の意味です。人生は、酒を飲まずとも「酔ったり醒めたり」の繰り返し。同時代に生きる皆さんにリアルな情報を提供、共有し、しなやかで強靭な精神をお互いに涵養していきたく思います。
  • 880円 / 月(税込)
  • 毎月 第1金曜日・第2金曜日・第3金曜日・第4金曜日(年末年始を除く)