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貞子第二メルマガ:アメリカ経済 は「高インフレ・高金利・ドル安」の「斜陽気味のぱっとしない」時代へ!?!

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2023/02/24
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「パウエルFRBによるインフレ退治」はほぼ8合目付近まで来 ています。ところが、「仕上げの残りの2合分」を目指す今こそが、 金融政策的には「最も難しい時期」に差し掛かっていると指摘で きます。 ここに来て、経済学者や有力なエコノミストの間では、「パンデミ ックを経験したことでアメリカ経済には大きな構造変化が起きて いて、パンデミック後のアメリカ経済の適正なインフレ率は3~ 4%あたりまで高まっている。」「そんな中で、パウエルFRBが 強引に2%のインフレ目標を達成しようとすれば、アメリカ経済 が深刻な不況に陥ってしまうので、FRBは2%のインフレ目標を 目指してはいけない」とする見方が急速に台頭していています。 今後のパウエルFRBは、どこかの地点で、表向きは「2%のイン フレも目標」を掲げながらも「隠れピボット」へ移行、「3~4% の高めのインフレ」を受容してゆく可能性があります。 「隠れピボット」は、アメリカ株式市場にはおおむね好材料のは ずなのですが、慢心は禁物。 なぜならば、アメリカの債券市場のほうは未だに「アメリカ経済 ハードランディング」の「悲観的なシナリオ(逆イールドカーブ)」 を織り込み過ぎているからです。 債券市場が「悲観シナリオ」から「ハードランディング無し」の 「楽観シナリオ」へとダイナミックにシフトしてゆく過程で、ア メリカ債券市場は「混乱」に陥ることでしょう。 このとき、アメリカ債券市場の混乱はアメリカ株式市場の混乱に 波及してゆくことでしょう。 その反対に、パウエルFRBが「2%インフレ目標」達成に固執し て、政策金利を引き上げ続ける可能性もあります。この場合は、ア メリカ株式市場は年後半に大は幅調整へ。 かくして、パウエルFRBが「隠れピボット」をしても、あるいは 「2%インフレ目標」に固執して政策金利を引き上げ続けても、 どっちに転んでも2023年のアメリカ株式市場は混乱するか大 幅調整することでしょう。 しかも、どっちに転んでも、どこかの地点で2023年のアメリ カ経済は「高めの金利・高めのインフレ・ドル安」の「やや斜陽気 味のぱっとしない経済」へシフト。 2023年では、どこかの地点で「ドル安トレンド」が再開して、 新興国株式ブームが再び再開することでしょう。

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