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【痛くない死に方 2023年第8号】ワクチン後遺症…薬害と認めさせるために何ができるのか?

長尾和宏の「痛くない死に方」
  • 2023/02/25
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2023年 第8号 【長尾和宏の「痛くない死に方」】 長尾和宏です。ロシアのウクライナ侵攻から1年。すぐに終わる思っていた戦争がもう 1年も続いている。僕は1年前(2022年2月24日)のブログにこんな事を書いて いたんだ……(自分でも忘れている。というか、たった1年前なのにすごく遠い感じ) 〈世界戦争が、ちっぽけな日本コロナを吹き飛ばすだろう。そう、平和ボケが引き起こ している情報災害にうんざり。でも、それも、ウクライナ侵攻が終わらせてくれるかな〉 翌日(2022年2月25日)には、こんなことを書いている。 〈ロシアはウクライナの攻撃をやめて欲しい。プーチンは思考停止から目覚めて欲しい。 コロナよりもウクライナ。でもウクライナでコロナが飛んでほしい〉 その10日後……、(2022年3月5日)には、こう書いていた。 〈停戦を願うロシア市民が拘束される姿には胸が痛む。子供でも「戦争反対」と言うと 拘束される。言論の自由が無い国に生まなくて良かった。おそらく多くのロシア国民は 戦争を望んでいないだろう。しかし大本営に抗うことはできない。それが独裁国家。 一方、日本でも同じようなことが起きている。 ワクチンから子供を守り、日本を護ろうとする人達が「非国民」と呼ばれている。 正直、気が狂いそうだ。 ロシアは本当の戦争で、日本はワクチン戦争、の真っただ中。 どちらも人命を守ろうとすれば、「非国民」として弾圧される〉 あれから、一年。何が変わって、一体何が変わらなかったのだろう。 なーんにも変わっていない。むしろ情況は悪化するばかり。 物価はどんどん上がっている。食費や電気代の値上げに苦しんでいる。 好転したことなんて、ひとつもなかったんじゃないか。 一つだけ言えることは、僕らはこの異常事態に「慣れて」しまったということ。 人間、置かれた環境に慣れることは、生き延びる手段である。 「置かれた場所で咲きなさい」? あれは平和なときだから言える言葉である。 異常事態で置かれた場所で咲けるわけないやんか。 人間は、置かれた状況に慣れる生物。 しかしこれほどオソロシイことはない。 心がシンドイときは、シンドイと声を上げよう。 これが、健康に生きるための鉄則。 刺激に慣れることを、心理学用語では馴化(じゅんか)、という。 「馴化」…同じ刺激を長時間与えられることでその刺激に対して鈍感になること。 一昨年のNHKスペシャルで第二次世界大戦中に戦地での恐怖やストレスがトラウマ となり、精神を病んだ人たちの特集をやっていたのを見た人はいるだろうか? 戦争のトラウマによって発病する精神疾患を、「戦争神経症」と呼ぶのだという。 不眠やうつ、幻聴や、全身けいれんなど、日常生活を送れなくなる兵士もいた。 一見、馴化したようでいても、何年か経ってから突然恐怖を思い出し、心を病む 人たちも多くいる。

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