□■□ 石原加受子の実生活に使える「意識のお話」 □■□
「自分中心心理学」は、自分を愛するための心理学です。
「自分を愛する」には、自分を核とします。
可能な限り自分の心に寄り添い、自分の心を裏切らない。
そして、自分の心を満たす。
そうなれば、自分の「願い」は、ストレートに叶います。
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□■【石原加受子】サードマン ■□
2023年2月6日に発生したトルコ地震で、5歳の少年が112時
間ぶりに、瓦礫の中から救出されたという記事があった。
どうやって、水も食料もなく生き延びたのか。
それを尋ねられると、
「白い服を着た人が毎日やってきて、ご飯と水をくれ、そして去
って行った」
と答えた。
ところで、人命救助は「発災後72時間が勝負」言われている。
この「生死を分けるタイムリミットは72時間」の根拠説は、阪
神・淡路大震災のときに生まれたそうだ。
平成7年1月17日未明 (5時46分)に阪神・淡路地域を襲った直
下型地震は、神戸市域で震度6(一部地域で震度7)を計測する未
曾有の被害をもたらした。
消防による救出者のうち、生存者の占める割合について当時のデ
ータによると、
被災当日の1月17日は救出者の75%(4人に3人)だった。
翌18日は24%。
3日目は15%。
4日目以降はわずか5%にまで低下してしまった。
このときのデータをもって、3日目に当たる「72時間の壁」と言
われるようになった、とある。
5歳の少年の「白い服を着た人が」という記事を読んだとき、
911のときの生存者の話を思い出した。
高層ビル崩落の寸前、高い階にいた老女が、
「よく、ここまでひとりで無事に降りてこられましたね」
という問いにこう答えた。
「周囲は真っ白になって視界はまったく見えなかったが、自分よ
り先にいた人が、私を導いて、下の階の出口まで連れていってくれ
た。出口が見えてそのとき、その人を振り返って探したが、もう
姿は消えていた」
というような体験談だった。
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