No.560 (2023年02月26日発行)
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鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編
為替レート。素朴で単純で誰でも理解できる「たった1つの問い」で資産が増える?
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2012年に円が対ドル70円台に入ったとき、日本の評論家の一部は「円はもっと高くなる。50円になる、10円になる」と叫んでいた。そして、こうした評論家に煽られた人たちも束になって同じようなことを叫んだ。
ところが現実はまったく逆の動きをして、2012年11月から円はどんどん安くなっていき、2013年は一気に100円台に戻し、2015年には125円に到達した。
その後、円は再び円高基調になって、長らく110円近辺のボックス圏で動いていたのだが、2022年からアメリカが利上げを開始したこともあって、ドル円は150円となっていった。円が150円台に突入したのは32年ぶりのことだった。
その後、日銀の為替介入が何度か行われて円高方向に引き戻されたのだが、ここ数日の米国の雇用統計を経て米国経済は依然として強いことが意識されるようになり、アメリカの利上げ政策は長期化するのではないかという思惑でドルが買われて円が売られる展開になってきている。
アメリカのインフレ率は現在は6.5%となっている。2022年6月の9.1%から見るとだいぶ下がってきてはいるのだが。FRB(連邦準備制度)が目標としている2%よりも相当高い位置にある。
そのため、インフレを鎮静化させるためにFRBはまだまだ利上げをして行かざるを得ない。景気が強いということは、まだまだインフレがぶり返す余地があるということなので、利上げをやめるという選択肢にはならないのである。
FRBが利上げをもっと進めるのであればドルは買われるのだから必然的にドル高となる。今、起きている現象はドル高円安なのだが、「ドル高によって円安が引き起こされている」という話である。
ただ、短期的に見ると、私自身はこのドル高は……
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